ピアノ名曲110選(A)
このての本は結構出てますが、ここまでお得な曲集はなかなかないと思います。
全曲にちょっとした解説もついていて良いです。
バロックから近代まで幅広くあり、この一冊であらゆる時代の音楽に触れることができます。
と言ってもバロックがやや多めですかね。
最初買うなら一人の作曲家に固執するより、こういう曲集のが断然良いと私は思います。
ショパン:ワルツ集
色んな音がきこえてきます。まるでバッハの3声みたいです。とてもきれいで美しい。何かを感じられずにはいられない・・・。他のアーティストと比べて聞いてみても、一番ではないかというぐらいです。
白い犬とワルツを (新潮文庫)
主人公はアメリカ南部に住む老人。子供8人、孫28人をもうけた彼が、80歳を過ぎて最愛の妻を亡くし、自らも癌に倒れるまでの生活を描いている。
とにかく明るくさわやかな気持ちになる小説だ。それはこの老人の生き方によるところが大きい。娘夫婦達が隣近所に住んでいるのだが、この老人は出来るだけ子供達に気を遣われたくないのだ。妻が亡くなって間もなく姿を現した白い雌犬とおんぼろトラック、手塩にかけたペカンの苗木、そして妻や友との想い出、老人はそうした愛しいものに囲まれて、静かに、自らの裁量で短い余生を過ごそうとする。
この小説が素晴らしいのは、そうした老人の心情、生き方を軸としながらも、息子や娘、娘婿の老人に対する思いも描いている点だ。父親が老いた、呆けたという子供たちの心配と、一人でやっていける、まだまだ老いていないという父親の自覚。父親に悟られないように交互に様子を見に来る子供達と、すっかりお見通しの父親。そうした互いの思いやり、気遣いみたいなものに素直に共感できる小説である。
独りでありながら、愛するものと愛してくれる者に囲まれた晩年。ささやかな人生にこそ希望は宿る。
仔犬のワルツ(TVサウンドトラック)(CCCD)
番組が最終回を迎え、もう一度GLORIA~希望の光~が聴きたくなり、購入しました。千住明さんの曲は、繊細で大好きです。番組挿入曲も収録してあるので、再び『仔犬のワルツ』にどっぷり浸ってます。この感動をたくさんの方に味わってほしいです。