
In My Tribe
10000MANIACSではこのアルバムが傑作です。
ネオ・アコーステイックの音にナタリー・マーチャントの上品なボーカルが合っています。
ところで私はかなり前のCDだったので音が悪いです。
買い替えようかな?アンプラグドでもそうですがDON'T TALKは最高です。

Blind Man's Zoo
10,000 Maniacsは数多くの秀作を出していますので、「この一枚が
彼らの最高傑作」と言い切れるアルバムを選ぶのは難しいですが、
どうしても一枚選ばなければならないなら、自分は本アルバムを
推薦します。全曲が印象深い優れた作品ですが、何と言っても
それぞれの歌詞が聞く者を考えさせるところが彼らの力量を
表していると思います。
ティーンネイジャーの妊婦の心境を歌った「Eat for Two」、
アフリカにおける白人支配や奴隷にするための黒人狩りを主題
にした「Hateful Hate」、大恐慌時代の貧しい母親の
嘆きを切なく歌い上げた「Dust Bowl」・・・。
このようにあくまで真面目に、社会問題をはじめ様々な
テーマを取り上げる彼らが、なぜ「10,000 Maniacs」と
いう奇妙な名前を名乗っていたのか、自分にはよくわかり
ません。また、彼らは日本ではあまり知られていませんでしたが、
優れた名曲の数々は長く聞かれ続け、他のアーティストにも
カバーされて行くことと思います。

Love Among the Ruins
ナタリー・マーチャント脱退後、メロディメーカーのジョン・ロンバルドがバンドに復帰し、中心的な役割を担った作品。
ボーカルは、メアリ・ラムゼイがつとめた。
それまでジョンとメアリはフォークデュオ"John and Mary"として活動していた。
ジョンの親しみやすいメロディーとメアリの素直で平明な歌詞、朗らかで美しいボーカルは"John and Mary"そのもの。"John and Mary"ファン的には最高の作品。
バンド的には、ナタリー時代の前作「Our Time In Eden」のポップでセンチメンタルなサウンドを踏襲。
メアリのバイオリン/ビオラの出番が増えたくらいで、特に新しい印象はない。
シングル「More Than This」がヒットした。
ジョンとメアリは2002年にバンドを離れて、"John and Mary"を再開した。
Pinwheel Galaxy

10,000 Maniacs - MTV Unplugged [VHS] [Import]
ナタリー・マーチャントが独立する直前の10000マニアックスの大ヒット・アルバム。「These Are Days」など大好きな曲が一杯。とりわけ、「Because the Night」が素晴らしかった。ナタリー・マーチャントの魅惑的な歌声と多彩な楽器をあやつるバンドの奏でる複雑な音色がマッチして、完璧なアルバムに仕上がっている。「Tigerlily」など独立してからのナタリーよりも、10000マニアックスの頃のナタリーの方が輝いていた。もっと10000マニアックスのナタリーを聞きたかったのだが・・・。