THE IDOLM@STER MASTER BOX I&II
MASTERBOX1とMASTERBOX2に収録されていた歌、及びカラオケ176曲が収録だそうです。
特にMASTERBOX1は現在では入手困難なのでこれは嬉しい!
自分のようにXbox360版から入り、BOXの存在を知った頃にはもう遅かったなんて人は結構いるはずです。
ただしBOX1とBOX2の内容が全て入っているわけではなく、ブックレットやDVDなどは入ってないようです。
(ブックレットにはスタッフからの一言や歌詞、DVDには全曲分のダンスが収録されていました)
というわけで既に両方のBOXを持ってる人も安心して買うといいんじゃないかなっていうか言うまでも無く買ってるんじゃないかなって思う
クレープを二度食えば(リュウコミックス)
雑誌の上で交換日記?をするとりから往復書簡 (1) (リュウコミックス)(最終話はtwitter上でリアルタイムにやりとりしていた)や
SF+ギャグ+ハードボイルド・の冷食捜査官(1) (モーニングKC)など、著者の振り幅はとても広い。
その中で「叙情SF」としてくくられるであろう中短編の集大成である一冊。
表題作は某ライトノベルに出てくる図書委員が選ぶ100冊の中に選ばれているらしい(評者は読んでいない)。
タイトルだけからは分かりにくいがタイムトラベルもの。
そこに「青春」「恋愛」というスパイスがふりかけられている。
心の琴線に触れる要素満載、である。同年代(中学生)で読めばなおさらの事。
もともと時間SFや恋愛/叙情SFは日本ではウケがよい。
そして、中学生や高校生が手に取りやすい文庫にも収録されていた。
かつての集英社コバルト文庫などでは、これらのテーマでオリジナルアンソロジーが出されていた。
近年では大森望による不思議の扉 時をかける恋 (角川文庫)など<不思議の扉>3冊が
この系列にあたるだろう。
こうしたアンソロジーに入っていても遜色のない表題作。
かつて甘酸っぱい青春を送った(送りたかった)世代に。
そして、現在まっただ中である世代に。
受け継がれていって欲しい一冊である。
表題作の主人公<カジシン>は、おそらく筆者と同郷の作家である梶尾真治からのネーミング。
同氏の美亜へ贈る真珠―梶尾真治短篇傑作選 ロマンチック篇 (ハヤカワ文庫JA)などもおススメ。
WXIII 機動警察パトレイバー [Blu-ray]
高山文彦氏は係わったアニメ作品は結構少ない。この人の事を認識している人は
余りいないかもしれない。パトレイバーを見ている人なら「地下迷宮物件」の回に出てくる
髭を生やした謎の男と言った方がわかりやすかもしれない。まさに仙人。
この人の代表的な作品は機動戦士ガンダム0080-ポケットの中の戦争-
そして他にラーゼフォンの第19楽章ブルーフレンドの回そして今作。
他にも私の大好きな劇場版アニメ作品のストレンヂアの脚本も担当されていた。
上3つの作品の共通点は大変癖のあるラブストーリー展開と出淵氏繋がり。
バーニィーとクリス、綾人と朝比奈、どれも一癖も二癖もある展開がまっており、
そして最後は・・・というのがまっている。そして今作の秦と冴子の関係。
ある意味期待を裏切らない展開が用意されている
この二人が混ざるとこの様な恋愛劇がでてくる傾向がある様です。
自分はそこが好きなのですが。またメインキャラだと既にP2で押井さんがあんな歪な恋愛事
しちゃってたので、メインでなくオリジナルキャラでやったのが正解だと思う。
今作は元々パトレイバーという底で出すつもりがなくあくまで外伝のスピンオフ作品で
いくつもりだったが、大人の都合で色々と制作に苦難のあったタイトルみたいですが、
無事に公開されて良かった。
後ここが個人的に良かった部分なのですが、パトレイバーというのはなにやっても結構無事に
許されちゃう世界なんです。どう見ても死人でるだろとか、そんな被害で許されるのか?という
不満が所々ありました。ですがこの作品では、それ相応の事件が起きたらそれ相応の被害が
おきてくれる。そこの不満がクリアされドラマしていたのが良かったです。
また出淵さんと高山さんの作品を見てみたいです。
ヤギ飼いになる―飼い方から実例、グッズ、ミルクレシピまで
写真が多くて、フォトブックを見ているようです。
白ヤギさんから、茶、ぶち、灰色といろんな山羊が見られるのも楽しい。
牧場のヤギちゃんには実際会いに行きたくなってしまいます。
本自体もフォトブックのようですが、写真の撮り方のコツもあって、実際飼っている人、見に行く人にも参考になるのではないでしょうか?
飼育の仕方や、ヤギ乳の利用、病気などにも触れていますが、深い記述はありません。
ヤギを飼う人のバイブルとはなりませんが、読み物として手元にあっても良い本だと思います。
濡烏
今までにInnocentGreyから出ている設定資料集を全て持っている人からすれば(自分もそうです)、初めて見る絵はかなり少ないです。そこがすごく残念です。ただ、本のサイズがデカイのでインパクトはあって良いですね。
杉菜水姫さんと珈琲貴族さんへのインタビューは楽しめました。数ページあって、内容も良かったです。
特に、ゲーム制作のスケジュールの話と、珈琲貴族さんの作業速度の裏話が面白かった。
InnocentGreyの設定資料集を持っていない人からすれば初めて見る絵が多くて良いのではないかと思います。
一番残念だなと思ったのは、グロ絵が無いこと。これについては賛否両論あるでしょうが、自分はグロ絵の掲載に期待していたので……。PPの設定資料集にはあったんだけどなぁ……。