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THE 70’S-BEAUTIFUL DAYS-
80年代の音源はあらかたコンピに収録してしまったのか、70年代の発掘作業が始まったようです。コンピは誰かの個人的なベストセレクションを聴かされているようでやや斜に構えてしまうところがありますが、30年も前の音源ですから、単純に楽しいです。
欲を言えば、他のコンピにも収録されている曲がかなり有るので、ありきたりではない名曲を集めてきて欲しいところです。まぁ、まだまだ発掘作業は続くでしょうから、今後に期待します。
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Very Best of Cat Stevens
名曲 「Wild World」「 Morning has broken」で有名なキャッツスティーブンス曲の収集は海外中古盤で購入するしか無いと思うので在庫有り次第即購入することをお勧めします。
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Very Best of
1970年代の名曲「雨にぬれた朝(Morning has broken)」を収録した一枚。シンプルで美しいメロディと印象的なピアノが、40年近く経った今も古さを感じさせません。原曲はイギリスのトラディショナルで、創世記を下敷きにした詩は、日々新しい朝を迎えることのできる喜びを神に感謝する素朴な内容。このような歌が受け入れられた時代があったのだと、あらためて感じ入ります。この美しい旋律は、さらに歳月を重ねても決して忘れ去られることはないと思います。
なお、歌詞の翻訳が http://hw001.spaaqs.ne.jp/otherleaves/ にあります。
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ブリティッシュ・ロック・ヴュージアム Vol.1 GOLDEN ERA OF BRITISH BEAT 1 [DVD]
ドイツで放送されていた音楽番組『Beat! Beat! Beat!』で放送された1960年代の英国のロック・バンドの演奏を収録した映像集。
『Viewseum』というのは造語なんでしょうが、まさにロックの博物館と呼ぶにふさわしい貴重な映像が多数収録されています。
自分では1960年代のバンドの映像はそれなりに見てきたと思っているのですが、このDVDに収録されている映像のほとんどが初見のものでした。
また、一部を除いて所謂口パクではなく実際に演奏している映像であるというのも、また嬉しいかぎりです。
もっとも、音源は別に録音して映像はそれに合わせているという可能性もありますが、それでもレコード音源と異なるLive音源であることには間違いありません。
第1巻にはジミー・ペイジ在籍時のヤードバーズやスモール・フェイセズやアニマルズといったメジャーどころから、後にディープ・パープルに加入するイアン・ギランやロジャー・グロヴァーが在籍していたエピソード6やケイシー・ジョーンズ&ザ・ガバナーズといった滅多にお目にかからないようなバンドまで、12組のミュージシャンによる33曲の演奏が収録されています。
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雨にぬれた朝~ヴェリー・ベスト・オブ・キャット・スティーヴンス
最近、CMでも流れているのが”モーニング・ハズ・ブロークン”(雨にぬれた朝)。映画、タイタンズでは”ピース・トレイン”が使われていました。”ムーン・シャドウ”もいい曲です。アコースティック・ギターのコピーには持ってこいです。やはりイスラム教に改宗したせいなのでしょうか、レコード会社の扱いは小さいのでは。過去にだしたアルバムのCD化がされても不思議ではないと思うのだけど。アメリカがダメなら日本で、というのは無理なんでしょうかねぇ。今、10~20代の人も必携のアーティスト、聞いて損はない。