スターシップ・トゥルーパーズ トリロジーBOX (3枚組) 5000セット限定生産 [Blu-ray]
3のためだけに購入しました。
1は既に所有、2はレンタルで観て、こりゃ酷い。
3もレンタルで観てまあ許せる範囲。
原作読んだ人なら知ってると思うけど、最初からパワード・スーツ着て戦っ
てるんですよね。挿絵がスタジオぬえで、ガンダムそっくりて言うか、
ガンダムがパクッたような気もするのだが。
しかし3のパワードスーツは完全にガンダムをパクッてますね。
原作は1950年代の作品ですからね。ハインラインは偉大だ。
ところで、日本でもアニメ化もされてるんですよね。随分前だけど。
これも観るに耐えないくらい酷かった。
IGあたりがちゃんと原作通りにアニメ化してくれないかなあ。
スターシップ・トゥルーパーズ3 デラックス・コレクターズ・エディション(2枚組) [DVD]
内容は、常にバグスの攻撃にさらされているロク・サン星最前線基地に地球連邦軍のカリスマ総司令が視察にやってきて、基地兵士の士気は高揚します。しかし・・
今回も今まで同様、バーホーベン独特のアメリカ社会を風刺している“毒”の部分は健在で、更にそれに官僚たちの思惑にも焦点が当てられ、1・2とはまた違った側面を楽しむことができます。
また、今回は1の英雄リコが復活。彼が最前線で戦うことで、やはり戦闘シーンの引き締まり感がアップしています。が、彼の活躍は最初と最後なので、物足りないのも事実です。
更に今回最大の見所が、製作者が1から登場させることが悲願だった、パワードスーツ“マローダー”の戦闘シーンです。
確かに大量の虫相手に、圧倒的な強さを見せ付けるさまは圧巻ですが、登場時間がなんと約3分と、お前はウルトラマンかと言いたくなるほど短い登場はガッカシです。
まあ予算と製作時間の関係上、これが限界だったのでしょうが・・
それと肝心の戦闘シーンは夜が多く、なんだか誤魔化されてるようで、これもいただけないですね。まあこれも予算の都合なんでしょうが・・
キネマ旬報 2008年 7/15号 [雑誌]
日航機事故を追う新聞記者の話だということで最初は見るのがつらくならないかと思いましたが、
男らしい堤真一さんの演技に引き込まれていきました。
仕事をがんばっている男の人にお勧めしたい作品です。
同じような心境を経験された方もあるのでは…と思いました。
スターシップ・トゥルーパーズ [DVD]
見る前は正直酷そうだと思って見たのですが凄く良かったです、涙あり感動ありでメッセージ性すらあり
しかも面白い
いつもは暇な時にレンタルで見てここにレビュー書いて終わりなのですが久しぶりに買いたくなった作品というか買います。
宇宙の戦士 (ハヤカワ文庫 SF (230))
巻末の訳者後記を読むと、1959年当時の日本人の反戦ヒステリー度合いが想像以上だったことがよく分かります。敗戦して20年足らず、アメリカからの思想教育を徹底的にたたき込まれ、過剰に順応してしまう日本人の姿に、やや哀れさを感じてしまいます。それだけ太平洋戦争で完膚なきまでに打ちのめされたことがよほどのトラウマだったのでしょう。2010年現在、分別ある大人が読めば、戦争賛美云々は取るに足らないディテールであることは同意していただけるでしょう。
読み手の年齢により受け取るテーマが異なる作品は老若男女が楽しめる名作と言えますが、本書のすばらしい点は読む時代も選ばないという点ではないでしょうか。私は40歳を過ぎてはじめて本書を読みましたが、さまざまな後年のネタ元になったというだけでなく、得るものがありました。私の場合は恩師デュボア先生との禅問答的な授業と軍隊における組織論でした。
授業の中でマルクス論に触れるところがあるのですが、「資本論」を何十年か前に頭に詰め込んだ世代の方には暴論、稚拙と冷ややかな反応でしたが、リーマンショック後の今本書を読むと「市場価値」は絵空事だ、と言い切るデュボア先生が今の経済状況を予言して見事に言い当てていることに驚嘆してしまいます。(実際金融工学による市場価値は一夜にして絵空事になってしまいました)また、入隊後は軍隊の組織構造について多くのページが割かれていますが、その中で組織の中での仕官(マネージャー)の必要数についても言及されています。出典は定かではありませんが、必要な任務を満たすための仕官の比率は5%という記述があります。過去における多くの軍隊は総数の10〜20%が士官として配属されていた軍隊は負けるために組織された軍隊みたいなものだという論理は、そのまま現代の赤字に苦しむ日本の大企業に当てはまり、組織とマネージャーと知的労働者の比率に共通するのではと思いました。
とにもかくにも時代を超えた快作であることは間違いありません。