地獄のバスターズ〈デジタル・リマスター版〉 [DVD]
出演者がB級アクション好きにはたまりません。ボー・スベンソン、ピーター・ホーテン 、フレッド・ウィリアムソン、イアン・バネン まさにマカロニアクション全盛期に作られた名作、ラストにミニュチュアを使用した列車爆破が見もの、今作は低予算ながら職人監督エンツォ・G・カステラッリの手腕が遺憾なく発揮され作品だ。
久石譲 meets “THE GENERAL” キートンの大列車追跡<80周年記念リマスター・ヴァージョン> [DVD]
フランスのMK2社がデジタルリマスターし04年にDVD発売した『大列車追跡』の日本版。
このバージョンで特筆すべきは、何といっても画質の驚くべき美しさです。キートン映画のフィルムはチャップリンやロイドとちがってきちんと保管されていなかったので損傷や欠落が激しいのですが、このMK2版はまるで製作当時のようなクリアな映像を堪能できます。他のバージョンではつぶれて見えづらかった役者の細かい表情や、遠景の大自然の美しさもはっきり見えます。キートンファンなら、すでに他のソフトを持っていても、MK2版は絶対にコレクションに加えて損はありません。
CDとのセットで定価が少々お高いので、ファンの中には「DVDだけで廉価発売してほしかった」という声もあります。ただでさえキートンを観るのが難しい日本ではそう思うのは当然。ただ、久石譲氏があらたにつけた音楽は非常に良いです。思ったよりクラシックな感じで、しかし久石譲タッチもしっかりある。カール・デイビスの活気あるスコアも好きですが、久石氏のどこかメランコリックな曲調の方がキートンに合っていると私は思いました。本格戦争ドラマとして誠実に(誠実すぎるくらいに)作曲してくれています。
このセットで不満があるとすれば、特典映像の少なさでしょうか。フランス版DVDにはオーソン・ウェルズによる解説など多くの特典がついているらしいのですが、日本版ではリマスター解説とデヴィッド・ロビンソンによる作品紹介のみ。せめて久石譲さんのインタビューなど入れていただきたかった。
しかしキートンの最高傑作をこれだけ美しい映像で楽しめるだけで、ファンは十分満足かもしれません。こうして新たな意匠でよみがえるたび、キートンは新しい生命を得て「今」の時代にすんなりと溶け込んでしまう。時空を超えたキートンの魅力です。
リトルバスターズ!EX クドリャフカリタックスッテッカー
「kanon」「CLANNAD」に続くゲームのヒットメーカーkeyによる第三弾である「リトルバスターズ」と続編「リトルバスターズ・エクスタシー」。これを最近流行りの痛車のテーマとする人は多い。その痛車に貼れる様にしたのがこのステッカーである。
雑誌だとかネットに写真投稿する人がいわゆる「ナンバー隠し」をする為にナンバープレート大の大きさになっている。「リタックステッカー」というだけあって何度でもはがす事が出来る。だが、写真撮影をする際にははがすのを忘れない様に…。
あと、リタックステッカーが現状ではこのリト・バスしかないので、他の作品があれば他の痛車ファンにも受け入れられ易いだろう。
リトルバスターズ! Converted Edition 予約特典:スペシャルドラマCD 付き
リトルバスターズ自体は既にPS2やPSPに移植されています
このVita版はPSP版をベースをUIやテキストやコンフィングをVita用に最適化されていて、画質や音質も上がっています
アップデートは推奨、というかして下さい
まずはドラマCDについて
内容自体はネタバレになるのでレビューには書けません
ドラマCDは無印版のパーフェクトビジュアルブックに掲載されていた物で、主人公の理樹を含めフルボイスです
個人的に満足な内容でした
クリア後に是非聞いてみて下さい
ストーリーについては散々語り尽くされているはずですが、ちょっとだけ
まず基本的に追加シナリオはありませんが、PSP版がベースになっているのでボイスが多く、あーちゃん先輩の立ち絵が追加されています
とりあえずRefrainまでやりましょう
ギャグやイベントやミニゲーム、女キャラももちろんいいんですが、リトルバスターズは男キャラが熱いです
BGMはいいし、演出ももちろんいいです
画質や音質について
画質は明らかに綺麗になっていますが、どちらかといえば有機ELの恩恵を受けています
とにかく発色が綺麗でSSを見るより、実機で見た方が綺麗です
OPムービーは凄く綺麗になってるのは嬉しかった
音質はPSP版の時点でかなり改善されているのですが、Vita版ではさらに音質がよくなっています
スピーカーからでもよく聞こえますが、イヤフォン推奨です
システムについて
システム周りはPC版のRealLiveを元に構成されてます
PSP版では簡素になっていたコンフィングですが
Vita版ではUIやテキストも最適化されていて、PSP版よりよくなっています
ミニゲームはもちろんオンオフに可能です
タッチは基本的にはボタンでもできる操作なんですが、自動送りと前次の選択肢にジャンプする機能と会話のバックログのボイス再生はタッチのみです
背面タッチはあんまり使わないので、オフにしちゃいました
前面や背面をフリックすることで前次の選択肢に飛べるのですがこれが地味に便利
タッチのピンチ操作でズームアウトすることで4:3 CGの全画面表示ができるようになったり、バックログでボイスが再生できるようになったりと色々と機能が増えています
あと自動送りの速度を調整したり、フォントを変えたり、既読色の表示(なしと選択肢のみとあり)が設定できます
個人的には回想モードとキャラ別の音声調整と会話のバックログからのシーンジャンプとシーンジャンプもしくはシナリオプレイヤー機能が欲しかったです
アップデートで追加してくれないかな…
スキップやロールバック、起動時間、ロードは非常に早いです
セーブデータは200まで保存可能と非常に多いですね
オートセーブやクイックセーブロードはなし
全体的に動作も軽く、動作が重くなる、フリーズする、音が切れると言った現象はほとんどないですね
セーブ画面ですが、普通Vitaのソフトはここでタッチが強制されるのですが
Vita版のリトルバスターズは独自の物を使っており、ボタンでもタッチでも操作可能です
これ非常に助かります
スクリーンショット機能はSTARTとHOMEボタン同時押しで撮れます
どんな場面でも撮れます
例えば起動時の画面や最初に出てくるロゴからコンフィングの画面からOPムービー中でも撮れます
あと地味にカスタムサントラに対応してます
僕はドラマCDをVitaの中に入れ、ゲーム中にバックグラウンドで流してます
トロフィーもそこまで難しくないですね
システムはPC版、PS2版、PSP版と比べても優れていて、すごく快適ですね
特に劣化した部分もなく、ちゃんとVitaに合わせた移植になっていたので個人的には大満足ですね
追記
アニメ化、決定おめでとうございます!
アニメ化を機会に様々な人にリトルバスターズの世界に触れてもらいたいですね
プロトタイプのことだからPS3版も出すのかな?
まぁ何にせよ、楽しみですね