ヤプーズ・デ・ラ・クルスの犯罪的人生~96m巻・2枚重ねミシン目あり [DVD]
純さんがバキバキに活躍していた当時。自分はまだペエペエの小学生でしたので、せいぜい『T●T●のCMの』といった印象程度で、むしろ遅咲きボーイの私にとってはその程度で済んでいたのが幸いだったのかも知れないな。などと想いつつ。ここ5年ほどでようやく本格的に向き合えました。
とにかく圧倒的な存在感。最近このテの雰囲気を纏ったフリの『それっぽい』バンドを散見したりしなかったり。ややこしいな。とにかく今のところ純ちゃんには敵わない、と思う。どっちが早いとか遅いとか、本物とか紛い物とか、は関係なくて。根本的に。
バックの演奏も強烈で、レベルが全く違う。
ドスドスと文字通りドスの利いたリズム隊が最高です。
全く安心して聴いてられない、目が離せない。そしていずれは聴き手が置いてけぼりになる程にむしろ爽快感、強烈に愛らしい諸々の所作。声、歌詞。突発的なビブラートには鳥肌が立ちます。
ボートラ『受難』PV含めて全編ぶっちぎってますが個人的には『アンチ・アンニュイ』が特にいい感じ、『昆虫軍』も最高。そしてやはり『ヒステリヤ』は世紀の大名曲だと思います。ギターの音色も神がかってると思う。ありがとう功績。
蛹化(むし)の女~蜷川実花セレクション
ゲルニカ1枚目から純ちゃんファンです、とは言いつつ、当時はゲルニカの純ちゃんが好きだったので
ヤプーズでの活躍は追ってませんでした。
今回は、色々と聴けるいい機会だと思い購入しましたが 成功です。
セレクトが自分の好みに合っていたので、得した気分です(笑)
女性のセレクトというのも、関係あるのか どうだろう
BEST盤的なものを持ってなかったので、ちょうどヨカッタ
ずっと追って聴いている方には必要ないのかな
七変化の声 たまらないです
同じ曲内で 別人のように変わってしまう感じが好き
さてこそ+5
30年近く前の音楽とは思えません!久しぶりにCDで聴いてその新鮮さに腰を抜かしました。何と言っても「You Need Me」…ガムラン・テイストの不思議な音々をバックに美潮のアブナいささやきがオヂサンを久しぶりに惑わします。さらに、おまけのalt.takeがレゲエ風だったのにも驚いた!これを料理したのが細野晴臣だったのでしょうか…「めだか」も「ちょっといたいけどステキ」も相変わらず名曲名演奏だし、オリジナルテイクがやっぱりベストだったことが判ります。J-POPしか知らない若者も聴け!
何度も店じまい 今夜で店じまい 3rd SEASON (DVD-BOOK)
大人向けのバカバカしさ満載!
ほとんどの作品が下ネタ・スカトロのオンパレードですが、知的な要素も散りばめられています。(ホントか!?)
往年の名作「スネークマンショー」「ウゴウゴルーガ」、はたまた「サラリーマンNEO」等がお好きな方にお薦めします♪
洒落の分かる大人の女性と一緒に観ると、二人で爆笑しグッと距離が近くなること請け合いですが、そうでない相手の場合は決して観せてはいけません!
ましてや付き合いたての彼女に観せた日には、翌日から距離を置かれるのがオチでしょう。
一人でひっそり観るのが無難な選択ですが、この作品を共有できる相手がいる方は幸せ者です♪
個人的に好きな作品は、琉球2作品に「襲名披露」「小野妹子」「キスで 妊娠」、忘れちゃいけない名作「バスト占いの歌」ですね♪
次回作も絶対に買います!
ポケットは80年代がいっぱい
小谷野敦氏のブログに取り上げられていたので読んでみました。
年代が違うので、内容には特に共感も感じなかったのですが、
香山氏の当時の忙しさだけは読み取ることができました。
ただ、あの人の80年代と自分の80年代が信じられなく違っていて、
それはお互いの暮らしぶりが違っていたからかも、なんて話に、
精神科医らしくない粗雑さを感じたのは私だけでしょうか。
巻末の対談は、「80年代の先端性からゆり戻しがあって、
未だにそこまで戻りきれていない、これじゃいかん!」、
というような事が書いてあったように読めたのですが、
皆がそんなに粗雑にやり散らかしたからこそ、
誰も受け継ごうと思えないものしか、作れていなかったのではないか、と思いました。
印刷物になれば何かを作ったことになる、というのはある意味本当だけど、
それが残すべきものであるのかどうかという判断は、後世の人の専決事項ですよね。
結論として、これは香山リカマニアであるかどうかの試金石となる商品だと思いました。