リー・リトナー&フレンズ・ライヴ Vol.2 [DVD]
●Coconut GroveでのLiveの後半。Straight Aheadな4-Beat Jazzアルバム"Stolen Moment"から1.と2.が演奏されるが、Gibson L-5でプレイされるオクターブ奏法を含む早弾きではピッキングの正確さと切れが光る。
●3.〜5.は、ゲストのTuck & Pattiとのセッション。Tuckの、バッキングとメロを同時に弾くタッピング奏法にLeeのオブリガードやコードバッキングがPattiの歌を盛り上げつつ絶妙に絡む。2台のL-5の音色の違いも楽しめる。
●6.〜8.はBob JamesをPianoに迎えてのセッション。7.ではLeeのStratoでのBotlleneck奏法も聞ける。"Grand Piano Canyon"への参加あたりがFourplayの布石となったのだから、その意味でも記念碑的セッションである。8.ではPaulino Da CostaがPercussion Soloを披露する。
●ただ、Audioマニア以外で、リージョン1対応プレーヤーをおもちの方には、USA版が1と2の"2 in 1"になっているのでお得ではある。ただし本作品より画質は落ちるし、Digital音声は未収録。
ライヴ・フロム・レコード・プラント〈特別版〉 [DVD]
以前から米国盤(リージョン1)では廉価版がでていたのに、日本ではいつまでたってもバラ売りで価格も高かかったのでしたが、発売がヤマハさんに変わってついにでました。
1枚目のデイヴ・グルーシンとの競演は、「RIT」からのエレクトリック期に「Earth Run」で一区切りをつけ、アルバム「ハーレクイン」をデイブと作ってアコースティック中心へ移っていく頃のライブでとても貴重な映像です。最後の曲では幻のギター・シンセサイザー「ShynAxe」を存分に披露しています。かっこいいです!
2枚目も同時期で彼のギターのスタイルやデイヴ・グルーシンの参加は同じですが、GRPレーベルのアーティスト達が入れ替わり参加し、歌ものも多く楽しめます。
限定生産みたいなので、あるうちに買っておいたほうが良いと思います。
Melodies-The Best of AOR-
迷っている人がいたら、「ぜひどうぞ・・・」とオススメしたいアルバム。家でしっかり聴くも良し、車でかけっぱなしも良し、どんな聴き方でも出来る。曲数が多いことも、ドライブ時などに有り難い。最後の最後に「We're All Alone」を持ってくるところなど、小憎らしいまでの選曲である。鈴木英人のカヴァーイラストも涙モノ。やっぱりこれじゃなきゃ・・・と思わせる。30代以上のターゲット層はもちろん、10代後半あたりの人達にも、ぜひ聴いて欲しい。若い人でも、しっかりしたリスニング感覚を持った人なら、これの良さがきっとわかる。
オーヴァータイム [DVD]
さてこの作品は期間限定価格で再発売です。この作品はリーリトナーの集大成です。リトナーのファンなら絶対楽しめます。早くCDの新作がリリースが待ち遠しい! 最近のミュージシャンは3〜5年のブランクは当たり前と言う感じで待ちくたびれる日々です。
AN INSATIABLE HIGH
「Tウエイブ」は、後半のたたみかけが凄いが、この「イン・サティアブルハイ」は立ち上がりからの名曲ラインナップが秀逸。高中さんの音楽の持つ「気持ちよさ」「練られたメロディー」「親しみやすさ」を満喫できるアルバムです。当時中学生だった自分はこのアルバムをふきこんだカセットのA面(アナログ盤もですね。)ばかり聴いてました。それから、タイトルチューン(ホントは何て読むか???)「イン・サティアブルハイ」は「レディ」「ブルー」とならぶライブの裏定番。聴きごたえ十分ですよ!歳をとった今では「マリブ」やラストの「グット(バッド)…」が、たまらなく気持ちいい夜のBGMになってます。12時頃灯りを落として聴くと、当時の深夜FMにタイムスリップしますよ。