王子と執事 愚弟カップリング計画(ジュネットコミックス ピアスシリーズ)
初めて見る作家さんだったので恐る恐るでしたが、こちらのレビューに背中を押されて購入しました。
メイド喫茶で働く執事のお話です。フリーターの、ダメさがリアルな常識人?攻×淫乱イケメンドM受。噂通り、見てて気持ちいいくらいの突き抜けたエロでした(笑)
ただしているだけのエロではなく、随所に作者の萌えが散りばめられている気がします。淫乱ドMな受好きならツボなんじゃないかな?これなら手練のBL好きなお姉様にもオススメできそうな感じです。
またエロだけでなく、テンポのいいギャグにもセンスを感じました。ストーリー性が薄い中でも楽しんで読めます。とにかく攻の心情がノンケ目線としてわりとリアル(笑)でテンション高めに描かれてます。
作者コメントを見る限り連載は続いているようなので、これからが楽しみな作家さんになりそうです。
ダメおやじ (6) (双葉文庫―名作シリーズ)
最初の頃に戻ってきたようです。今見ても、ショッキングなまんがです。
これ作品は反語として成立していたんですね。
1970年代頃、まだ父親は家庭内で権威でした。妻を殴る夫はいてもその逆は珍しいので、
こういう徹底的なダメおやじはまんがとして成り立ちました。
が、少しづつ実社会で父親の威厳が落ちてきて、家庭内暴力が子供から親へと向かい始めると
ダメおやじの後半にあるような、蘊蓄(ウンチク)漫画として落ち着きを取り戻しました。
ダメおやじは最初、赤塚不二夫さんが相当描いていたと言われています。
破壊的ギャグ漫画から時代と共に変化していった名作の出発点がこの巻にまとめられています。
凄いですよ。まんがでなければ絶対に描けないと思います。
懐かしのテレビまんが主題歌大全集
昭和47年〜昭和50年代に放映されたアニメを集中的に収録したCD、と言うわけですよね。この頃は確かに「アニメと一体化した曲」が多かった時代でしたから、まあ、聞いてすぐそのアニメが分かるわけですけど(ほとんど私の生まれる前だったりします)。
それにしても懐かしいタイトルが良く揃ったものですね。しかし、「7〜16・18・19」辺りのスポーツ系アニメは、最近になってその特集CDがいくつか出てきていると思うので、価値は少し落ちているかな、と思うわけですよ。
また、「東京ムービー・アンソロジー」シリーズにあった曲のフルサイズも聴けるようですね(「5・7〜10・13〜16・18・19」の11曲が該当すると見ました)。