映画「ハゲタカ」オリジナル・サウンドトラック
まず、歌ものは1曲だけであとは全てインストです。
基本的にTV版サントラのリミックス的なものである事は否めませんが、新曲?!も当然入っております。
中でも2.『アカマGT新車発表会』は、TV版では無いパターンで映画でもインパクトがありました。車運転するのに好いです。
車のCMには使われないんでしょうけど。
また今後も報道系の番組でこのサントラから色々な曲が使われ、多くの人が耳にすることになると思われます。
唯一の歌もの19.『ROAD TO REBIRTH〜a chainless soul〜』ですが、ヴォーカルはTV版と同じtomo the tomo。TV版エンディングテーマのリミックスなんですが、1コーラスから歌詞を歌っており(TV版ではスキャットだった)、節回しも若干変わっています。彼女の歌を聴ける音源は(他には『それでも僕はやってない』のサントラ)少ないのですが、このお方こそ本場と遜色ない(というか“タメ張る”)前編英詞のポップスを“平気で?!”邦楽アルバムに混ぜて出していた“元祖”なのであり、これを機に『fleming pie』のアルバムが再発されればと個人的には期待もするところです☆
ハゲタカのえじき (Hol's der Geier!)
すでにラベンスバーガー版を持っていたのですが、携帯性に優れているのと絵柄のキュートさにしてやられて購入しました。たった15枚のカードにこれだけ狂喜乱舞できるのを体験できるのは至福の極みです。
ハゲタカ オリジナル・サウンドトラック
映画版のサウンドトラックを先に買ったのですが、TV版のサントラも是非聴いてみましょう!tomo the tomoの曲もイントロの部分の感じがやや違っていますし、収録されているトラックが、全般的に映画版よりもそれぞれ曲としての完成度が高く、聴き応えがあります。映画版と共に、両方を聴き比べてみるのもいいですよ。
外事警察 [DVD]
外事警察とは刑事事件を扱う警察ではなく、外事つまり海外に関する事件を扱う警察であり、この作品ではテロリスト対策の部署である。
日本においてテロリストの破壊活動を事前に防止する活動は盗聴、観察と民間の協力者からの情報で成り立っている。この作品ではテロリストと思われる人間の尾行、日常の監視が中心に描かれ、特に協力者との関係が丁寧に描かれている。作品中にも「協力者と運営者は特殊な関係になければ成り立たない」という会話があるが、心身ともにシンクロした関係にあるところがリアルだ。派手な銃撃戦が多くなった最近の刑事ドラマとは異なり、地味な盗聴、尾行を逆に緊迫感ある描写でグイグイ引きこむころが魅力的。
警察内部の派閥抗争、日米の政治的な駆け引き、警察官僚と政治家の関係等様々な伏線も用意されており単なるテロリストVS警察という構図よりも複雑でしかも面白みをました展開が良い。ただ、後半日米の駆け引きが中心となってからは、テロリスト側の強硬な姿勢が軟化してきて拍子抜けとなって残念だが、協力者と外事の運営者の緊迫感あるやり取りが何とかその辺を補っていると言ってもいいだろう。
俳優人は映画「クライマーズ・ハイ」のズー子役の尾野真千子が主役級の外事四課の新任捜査員役を演じているだけでなく、外事四課員に同作品で御巣鷹山に登った神沢役を演じた滝藤賢一や幹部に遠藤憲一、1話では田口トモロヲや住本(渡部篤朗)の父親役に堀部圭亮と映画「クライマーズ・ハイ」の面々が中心的な役割を占めている(キャスティング担当の趣味の一致か)。
特に女優人の演技は秀逸。尾野真千子は出来ない新人から冷酷さを持つようになる成長を見事に演じているところや協力者になる石田ゆり子の揺れ動く心の演技は素晴らしい。また、田中真紀子に似せた官房長官役の余貴美子もなかなか良い。
最近の民放では観られない緊迫感あるストーリー展開と映像が最高の作品だ。
Ravensburger ハゲタカのえじき
場にオープンされる-5点から+10点の15枚のカードを各人が持つ1から15までの手札で取り合うゲーム。プラス点のカードは一番大きな数字の手札を出した人が、マイナス点のカードは一番小さな数字のカードを出した人が引き取る。ただし、同じ数字のカードがダブったら、次点の人に権利が移ってしまう。どの点数をどの手札で取りに行くか、逃げるか、そしてスカすか。高度になると、他人の癖を見抜き、誰がどのカードを使ってしまっているかまで覚えこむ人も。しかし、場にオープンされる点数カードの順は毎回違うわ、、読みをはずそうとする人が出るわでいつのまにかみんなが疑心暗鬼。こう書くと難しいゲームに思えるけれども、基本ルールが子供にも分かりやすいため、意外と当たり前な攻めが功を奏することもあったりするところがまた面白い。5人いっぱいでやるのがおすすめ。ハッタリの会話もはずむかも。