ロミオの青い空・脚本集 下 fukkan.com
『ロミオの青い空』と原作『黒い兄弟』では、物語の流れが大きく違う。
このアニメには脚本家の並々ならぬメッセージが込められているが、原作の良さを妨げるどころか引き立てていると思う。
ひとつひとつのセリフに魂が込められている。
脚本だけ読んでも涙が出てしまう。
ロミオたちが生きた時代に、確かに煙突掃除夫になるためミラノへ売られていく子供たちがいたのだと思うと胸が痛くなる。
彼らが見た世界はどんなものだったのだろう?
放映当時、私はロミオと同じ年だった。
色々なものを手に入れることができ、
大人たちに守られた子供時代を送った私。
見えにくくなったものを見ようとしなければならない。
そう思わせる作品である。
放映されなかった『アディーナ・アルマヴィーラ』も、とても心に残った。
プラチナ・ジャズ~アニメ・スタンダード vol.1~
アルバムの曲リストからもわかるように、選曲からもRamus Faberからアニメとジャズに対する愛を感じる。
他のアニソンジャズアルバムは如何にもアニメファンとしては素人と言わざるを得ない選曲が見え隠れするのに対して、このアルバムはアニメ好きのツウが選曲するような曲目。
実際聴いてみると、案の定、ジャズ・スタンダードとしてのアレンジも抜群の演奏。
心から購入してよかったなと思うラスモスのジャズアルバム。
Vol2も同様に素敵。
ロミオの青い空(1) [DVD]
数ある世界名作劇場の中でも最高傑作だと思うのはこれです。
生きる上での重要なことがたくさん散りばめられています。ロミオは人のために行動する勇気を持っていますし、作品の中で一生懸命に字を学び、本を読むシーンは印象的です。そして最後は教育者に・・・。
親友アルフレドの「ロミオは自分がどんなに優しいかちっとも分かっていない」という感じの台詞は胸に残っています。
こんなに美しい友情があるのか、と言うほど最高の友情を子供がみせてくれたことに感動です。現代にはないような、楽しいだけではなく苦しいことも共にし、それでも笑い合う友情を今の子供達も学んで欲しいですね。
「君は僕の希望そのものだ」なんてまず言えないでしょ。こんな友情を持てることが何より幸せなんだろう!な~。
平和、自由、勇気、優しさ、学ぶこと、そして友情。数え上げたらきりがないほど輝かしい宝石のような作品です。
世界名作劇場、復活して~。
世界名作劇場 メモリアル音楽館 ロミオの青い空
ロミオの青い空は私が今まで見てきた中で一番涙を流したアニメです。
昨年このアニメのDVD−BOXが販売されているのを知り購入したのですが、あまりの懐かしさ、ストーリーの秀逸さに改めて感動しました。
音楽はOP曲のみ10年以上も前のアニメにもかかわらずテレビ放映サイズであれば完璧に歌えるほど好きでしたが、他の曲もDVDで鑑賞しているうちにとても素晴らしいと思い、このサントラの購入に至りました。
特に私が聞きたかったのはOP曲「空へ…」はもちろん、劇中でよく黒い兄弟たちが歌っていて、30話「最後の誓い」での場面でも歌われた「英雄のマーチ」とED曲だったのですが、その他の曲も良いものばかりで本当に買って良かったと思っています。
特にロミオとビアンカのデュエット「Only Truth」が良かったです。
ロミオの青い空が好きな人にはとてもおすすめのCDです。
ロミオの青い空・脚本集 上 fukkan.com
「ロミオの青い空」の脚本集です。
この上巻には1話~18話のシナリオと、「11人の勇者は集う」が
収録されています。
で、この「11人の勇者は集う」が泣けるんです!
なんだか切ない・・・・・。
これを読むためだけに買っても損はないくらいです。
もちろん普通のTVアニメのシナリオもいいですね。
こうやって改めて文で読み返すと、
より深く「ロミオ」の世界が味わえることうけあいです!
文だけでも心に染みるものがあります、やっぱり。
これだけ入ってこの値段です、かなりお得。
ぜひ買って読んでみてくださいね!