少女革命ウテナDVD-BOX 上巻 (初回限定生産)
最初に観たのは中学生だったと思います。
当時は「ぶっ飛んだアニメだなー」と思いながらぶっ飛び具合を楽しんで観てました。
でも大人になってから観ると、その奥深さに驚きました。
ぶっ飛び具合も楽しんでますが。
人生でこんなに繰り返し観るアニメはウテナだけです。
下巻は映画も入ってます。
映画はアニメ版のテーマをわかりやすくまとめたような内容になってますので
映画から観ても楽しめるかと思います。
少女革命ウテナ (1) (小学館文庫)
ウテナがやっていたのは、小学校低学年の時だったと記憶している。際どいセリフや雰囲気に、見るのを禁止されたが、それでも隠れて見ていた。
何が他のアニメと違かったのだろうと考えてみると、うまくは言えない。ただ、「常識に挑戦する」姿勢が共感できたのかもしれない。
主人公は14歳の男装の女の子、ウテナ。まあ、色んな事があってアンシーという女の子と一緒にいる事になる。同性愛と勘違いされる理由は、たぶん二人の会話にあるのだろうが、実は違う。元々女の子同士の友情というものは、恋愛に似たような面があると思う。仲の良い友達が他の人と話していれば嫉妬するし、憎らしいとも思う。本気で殺してやりたい時もある。この作品はそういう性質を的確に表現している。その点で、異質であり、魅力があった。
ちなみに、ウテナとアンシー、それぞれが笑顔の下で殺意を抱いていくシーンはすばらしい。
「少女革命ウテナ」~バーチャルスター発生学
「少女革命ウテナ」の二番目のアルバム。
収録曲うちわけは
●J.A.シーザー合唱曲………8曲
○主題歌テレビサイズ………2曲
●第一アルバム収録曲のアレンジ
………5曲
○今アルバム初出 ………10曲
●カラオケ ………1曲
○ドナドナ(笑) ………1曲
オススメは、
前アルバム収録曲アレンジの「死のアフロディーテ・追憶」。元は弦楽器で、悲愴な雰囲気が前面に押し出されていたのですが、今回はちょっと崩れたピアノアレンジで。
「根室記念館」も聴かせてくれます。チェンバロで始まり弦楽器で怪しげに盛り上げる構成は、小粋なバッハ風味。
ウテナの音楽というと、J.A.シーザー氏の合唱曲に目が行きがちですが、実際作中で主に使われていたのは光宗信吉氏の音楽。「光差す庭」や「メインテーマ」の他にも名曲は多々あります。電子音をほとんど使わないアナログ演奏の温かさ(と怪しさ)がウリかと。
バラエティなどでも頻繁に使われる爽やかな音楽と、合唱とメタルで、胃が痛くなるような奇妙な毒…普通一緒にしないだろうという二種類の音楽が、面白いほどマッチしているのです。互いの世界を壊さず、それどころか相乗効果で高めあっている。
サントラ音楽好きな人にも、普通の音楽は聞き飽きたという人にもオススメ。
両者ともかなりのハイクオリティです。
万有引力◎黙示録
私は90年代後半からこの劇団の舞台を見るようになったため、
それ以前の公演は天井桟敷時代のも含めてカセット・CDを買って聞いていました。
(サントラなのでセリフはありませんでしたが。)
「万有引力◎黙示録」にはカセット収録されていた合唱曲もあり、
ipodに入れてお手軽に聞けるのが嬉しくてたまりません。
音質はちょっと古い感じですが、メロディは良いです。
十数年前初めてJ.Aシィザー氏の曲を聴いたとき、
それまでに聞いたことが無いメロディと不可解な歌詞に一時抵抗を感じましたが、
すぐクセになってしまいました。
良い意味でまとまり過ぎて無いところが好きです。
買って良かったです。
これからもこういったサントラを作っていただきたいと思います。
できたら公演DVDも・・・!
少女革命ウテナ L’Apocalypse:1 [DVD]
最初は「何か怪しいアニメだなあ」と思っていたけど、
ところがどっこいお洒落でステキな作品ですよ。
めちゃめちゃハマリました!!
回を追う毎に(決闘を繰り返す毎に)デュエリスト達の胸の内がさらけ出されて、
ウテナの世界が深まっていきました。
すごいワンパターンなのに、引き込まれ方がすごい。
人間が誰しも持っている本音と建て前を、
デュエルという形でぶつけ合わせた手腕は見事です。
人間誰でもそのバランスに苦しんでいるものですし。
ぜひ、ウテナの世界を味わって下さい!!
(けどねー、理事長の言う「世界の果て」って結局何だったんだ?)