中・高生のための現代美術入門 ●▲■の美しさって何? (平凡社ライブラリー)
ある美術館で現代アートのコーナーで退屈し「どうして、こんな線の集合が面白いんだろう」と思った後、そのミュージアムショップで偶然手に取った本です。
教科書的に単なる画家の紹介に終わらず、その思想的な背景や社会的コンテクストまでやさしく紹介している点に好感が持てました。こまごまとした知識ではなく、現代美術の根幹の部分の考え方に興味がある方におすすめの本です。私自身、芸術方面専門ではないので、絵画がどうしたこうしたというようなことよりも、もっと思想的な部分に興味があったこともあり、大変楽しく読むことができました。
「中・高校生のための」とタイトルにあるように、美術の分野に知識のない私などには読みやすい本でした。しかし、決して「中・高校生」の知的レベルに合わせて書かれているわけではありません。文章のスタイルは「中・高校生」フレンドリーですが、内容は大学生、またはそれ以上でも十分満足できるものだと思います。思想には興味があるけど、芸術関係のことは今まであまり読んだことがない、そのような方にお勧めの本です。
鑑賞のための西洋美術史入門
絵画史(と彫刻史)が、古代から現代アートまで簡単にまとまっている。
内容を書くような本でもないから、特徴を書いておこう。
フルカラーなので絵はきれい。
ただ、大きい絵はそこまで多くない(小さな絵はたくさんあるが)のは残念なところ。
構成は、吹き出しやQ&A、用語辞典などが多く設けられているので、体系的に説明するというよりはTIPS集という面が強い。
時代ごとの特徴の対比(例えばロマネスクとゴシック、写実主義と印象派、のような)が章の頭にまとまっていたりするのはありがたい。
ただ、TIPSゆえに全体がごちゃごちゃしていて、通読するのはなかなか読みづらい。
読みたいところだけ拾って読む感じだろう。
あと、ときどき年表も挟まっており、また各ページの端にも細長い「時代別の風潮」をまとめたものが出ているので、時代は追いやすい。
「読む」というより「知りたくなったところを見る」という使い方がいいような気がした。
初めての模擬刀にとても最適でした!
重さも鞘から抜くと片手で持つのが困難なぐらいの
しっかりしたものでした。
刃の光沢も輝いていて凄かったです。
この値段でこのクオリティはすごいです!
また、購入したいと思います
ステーシーの美術
「ドラゴン怒りの鉄拳」から始まる本作は
オーケンが心の病気と戦うことを決めたためか
立ち向かう力強さに満ち満ちている
「銀輪部隊」で己を鼓舞し
「おもちゃやめぐり」でわずかな心の安らぎを得
「再殺部隊」で再び完膚なきまでに打ちのめされる
しかし!!人生はシネマなのだ
我らのオーケンは負けない「リテイク」再び立ち上がるのだ
人生はかくも辛い
しかし悲しくて辛くて打ちのめされてしまっても立ち向うべきなのだ
オーケンが自らそれを証明してくれたじゃないか
「強くなるんだ!!たとえ、間違っていたとしても!!」
かつてブルース・リーに憧れた少年たちは
結局つまらない大人に成り果ててしまったのだろうか?
いや違う!!
心にブルース・リーがいる限り、人はみな「気持ちだけは永遠のドラゴン」なのだ
Drawing the Living Figure (Dover Anatomy for Artists)
とても参考になる本ですが、ある程度骨格や筋肉について知識がないと有効活用できないと思います。僕の場合は、AN ATLAS OF ANATOMY FOR ARTISTSと一緒に購入したので、AN ATLAS OF ANATOMY FOR ARTISTSで詳細な骨格筋肉を学び、それを頭に入れながらこの本を見ています。この本のいいところは人物のデッサンが左のページにあり、右のページにその骨格や筋肉が紹介されているところです。非常に参考になり描くことが楽しくなる本です。ただいきなり最初の本がこれだと、ちょっととっつき難いので初心者用の本を一通り読んでから、見ると効果倍増のような気がします。