LOVE (MINI ALBUM) (「テイルズ オブ エクシリア2」描き下ろしジャケット仕様)
ゲームを切っ掛け。ジャケットにつられて購入したのですが、中々良いですね。
まだゲームをクリアしていない時点で四曲目の主題歌オーケストラ版を聴いた時は、これがエンディングのスタッフロールに入るタイミングに流れるに違いない…!と思ってすごく期待していました。
…結局流れなかったですけど。
なんで使わせてもらわなかったんだよ!と残念に思えるほど主題歌のオーケストラ版は来るものがありました。
星を一つ減らしたのは5曲目以降のアレンジ曲は私には合わなかったから…。アレンジし過ぎな印象を受けました。
元のオリジナル版は良いと思います。まあ好みの問題ですね。
とりあえずゲームに感動出来てる方は購入して大丈夫じゃないでしょうか。もちろんネット環境をお持ちの方は特典のオマケと見なしても。
主題歌以外にも良いなと思える曲はあったし、私としては特典とジャケットのイラストとで充分価値があるものだなと思えました。
LOVE
古川日出男さん特有の短く切ったスピード感のある文章に捕らわれると、胸倉を掴まれたみたいに物語にひきこまれます。二人称で語られる物語も最高です。そして登場人物の名前がいつもながら冴えてるわー。
そんなで結局買ったその日に読みきってしまいました。
猫がかなり重要な役目を果たすので、「ベルカ、吠えないのか?」と対になってるのかな?となんとなく思いました。「沈黙」に対しての「アビニシアン」のような。
雰囲気としては「サウンドトラック」や「gift」なんかに似てるかな。
ときめきメモリアル Girl's Side 1st Love Plus
PS2のときからのファンですが、フルボイスは本当に嬉しい!
追加ボイスにも感動しました!
皆さんのおっしゃる通り、大接近モードとスタンプカードの追加が無かったのは残念ですが、私はそれでも買ってよかったと思います!
Love,Hate,Love. (Feelコミックス)
28才処女と52才大学教授の恋。
このシチュエーションだけで萌えますが、読んでさらに燃え上がりました。
今までのレビューでは「萌え」という単語をこんなに使ったことはありませんでした。
しかしヤマシタさんの「ドントクライ・ガール」とこの作品は私にとってすべて萌えです。(まだ3冊しか読んでませんが)
ちなみに「もどかしい」「切ない」「恥ずかしい」「ドキドキ」「エロス」そんな色んなものひっくるめて私は「萌え」と表現しています。
乙女のようなトキメキと成熟した身体を持つ女性の欲求が混ざり合って、主人公のモノローグや言動ににじみ出てきます。
対する教授は、男の恥じらいや若くない者のひけめ
(トム・フォードとパートナーのリチャード・バックリーの出会いのエピソードを思い出しました)、
若くて美しい者を愛おしむ態度…。
萌えだらけでたまらん一冊です。
萌え以外の側面については…
リアルといえばリアルな瞬間もあるし、ありえないといえばファンタジーなエピソードもあるかもしれませんが、
そんなこたどーでもいい。
まとまらないもの、名付けられないものがひとの生の感情なのではないでしょうか。
ヤマシタさんが描く諸々。
意識にものぼらない、淡い気配。
放った自分がおののいてしまうほど強い感情のほとばしり。
それらが確かに自分の歴史の中のある瞬間とリンクしている。
(感情移入ではないんです)
読みながら、そんな見覚えのある感情に自分が再び触れていることを強く感じました。
名付けられず置き去りになっていた自分のかけらが、色や形を与えられて拾い上げて貰った…
そんな嬉しさがありました。
もっともっと、ヤマシタ作品を読みたい!