空飛ぶタイヤ ソフトシェル DVD-BOX
内容はWOWOWを見られた方なら知ってると思いますが
とてもいい作品であります
私はあまりDVD自体を買わないので知らずとても迷ったのが
普通のDVD-BOXとソフトシェルDVD-BOXの違いです
保管するような方は普通のDVDの方が良いように思います
私は内容が落ち着いて見たかったので
コストパフォーマンスに優れたソフトシェルの方にしました
紙のパッケージの中にDVD(薄く柔らかい)ケースでDVDが3枚入ってます
少し安っぽく感じましたが薄く小さいので重宝しています
値段を考えれば私はソフトシェルで十分です
永遠に残したい日本の詩歌大全集3 中原中也詩集
中原中也の詩集はもう何十年も前に購入してましたが、母が緑内障で視力を失い娯楽の中心が朗読になってるのでプレゼントしました。
どれだけ時を経ても中也の詩は凄い感性で私たちの心をえぐってきます。
この詩の表現は不遇な環境と短い生い立ちである運命から生まれた奇跡の産物かもしれませんね。
仲村トオルの朗読は素晴らしいです。現在、放送してる番組で俳優なのにナレーションが素人レベルな人がわりといますが
(ムカ○・・フカ○・・w 中井貴一、坂口憲二、宮沢りえ、綾瀬はるかなどはとても上手な部類)
渋みと哀愁のある低音ボイスの独特の声で、朗読ならではの喋り方(どの文節を強調するか)をちゃんと心得ている方だと思います。
朗読は顔や動作で演技ができないので利発な方でないと難しいかもしれませんね。
CDでいう歌詞カードが収録の全詩が記載されとても分厚く、これだけで独立した詩集のようになってます。
NON FICTION
歌の得手不得手はこの際おいておいて、アルバム全体がトオル様の生活を垣間見ているような、あるいは、ドラマをCDで見ている(聴いている)ような気分に浸れます。
トオル様が文筆にたけていることはファンの間では常識ですが、こんな才能もあったのね!とますます好きになることまちがいなし。
「ありふれた言葉」は、特に最高です。
行きずりの街【DVD】
そのストーリーは『べっぴんの町』(原隆仁監督)を彷彿させる、セントラル・アーツ本流の“男の映画”である。
だが、残念ながら傑作ではないし佳作とも言い難い。でも、それはいいと僕は思う。
本作で重要なのは、面白いかってことよりも、セントラル・アーツらしいかってことだから。
阪本監督がそこを大事にしていることも、痛いほどよく分かる。
なので、そこに文句はないのだが…惜しむらくは、主役が丸山昇一のセリフを言いこなしていないことだ。
でも、それは仲村トオルだけの責任ではない。さすがに今回は丸山節が度を超していたのだろう。
正直、今この役をこなせるのは豊原功補だけじゃないかと思う。
仲村トオルありきなのであれば、脚本は柏原寛司が適任だったのではないか。
“セントラル・アーツ”ファンとしては、そんな勝手なことも言いたくなる。
そんなこんなで、俄然光ったのは窪塚洋介だ。窪塚だけが丸山ワールドを生きていた。
もう、ミスター“セントラル・アーツ”は窪塚しかいない。それを今回、決定付けたのではなかろうか。
彼がメイキングで見せた言動も地に足がついていて、こっちを安心させてくれるもので良かった。
衒うことなく地道に大人の俳優になってくれ。そう心底願う。
さて、脚本:丸山昇一×監督:阪本順治のコンビ作でいうと、『カメレオン』は傑作だと僕は考えている。
何せ国会のシーンが最高だったし、監督が丸山節を程よく抑制することで、むしろその世界観を洗練、昇華させていたように思うから。
今回はどうだろう。監督は自身で消化しきれないなという丸山節炸裂場面を引き画で逃げ過ぎじゃないだろうか。何かそれは寂しかった。
結論…僕はこの映画、好きです。
何故なら阪本順治も丸山昇一も仲村トオルも窪塚洋介も好きだから。
そして、セントラル・アーツが好きだから。
でも、「セントラル・アーツって何?」という方にはまったくオススメしません。
べっぴんの町 [DVD]