キネマ旬報 2008年 7/15号 [雑誌]
日航機事故を追う新聞記者の話だということで最初は見るのがつらくならないかと思いましたが、
男らしい堤真一さんの演技に引き込まれていきました。
仕事をがんばっている男の人にお勧めしたい作品です。
同じような心境を経験された方もあるのでは…と思いました。
女殺油地獄 [VHS]
藤谷美和子と樋口可南子の、まさしく一揆打ちの対決である。
どろどろとした男女の仲…平凡な商人のお内儀が、年下の男におぼれ、
護身のために突き放したかと思うと、また、たぐりよせようとする…
女郎蜘蛛のような、女の手管と、業の深さを、
ものの見事に樋口可南子が演じている。
堤真一との濡れ場も見事である。
タイトルを裏切らない、すごい作品であると思う。
孤高のメス
まだレビューが書かれていない事に、大変驚きました。映画を見た人なら覚えているかもしれませんが、劇伴での印象的なメロディーに心が洗われ、買いました。音楽担当は映画「地雷を踏んだらサヨウナラ 」・「GONIN」・「どろろ」・「魔界転生」等を手掛けた安川午朗さん。
私は、「地雷を〜」の時からファンになりました。今回のサントラは近年稀に見る「当たり!!」でした。 孤高で優しいチェロの響きや子供たちの無垢なる声に是非感動してください。
最後の「18. エンディング~繋がっていく意志~」は、感涙ものです。
アンラッキー・モンキー [VHS]
「ねえアンタ人殺し?」
「俺、宮田ってんだけどさ」
「アンタ、人殺し?」
「人殺しと、そうじゃない人とは一見同じ世界に住んでるように見えるけど、そうじゃない。見えてる世界が違うんだよ。同じ物を見ているようで、実は別々の世界に住んでるんだ。」
「ねえアンタ、人殺し?」