Solid State Warrior
これの次作と合わせて、ポップス愛好家は必聴。中期ビートルズ(ラバー・ソウルあたり)やビーチボーイズをベースに、より幻想的で儚げな音処理を施された本作は、ロックンロールの躍動感や重厚さでは、この次作や、ジェリーフィッシュの名作2NDには及ばないと思うが、繊細でピュア、せつなさでは勝る。1や7はややプログレっぽい展開が聴ける。4のノリのよさ、キャッチーさも素晴らしい。全体的には、ジェリーフィッシュの1STに、幽玄なムードを加味したという感じ。
ロスト・イン・トランスレーション オリジナル・サウンドトラック
ソフィア・コッポラ監督の作品が大好きで、映画はもちろん良かったのですが、それを引き立ててストーリーを盛り上げる音楽達がもう最高に良かったです。
マイブラとかジザメリ、ワードは知っていても聴いたことがなかったんです。だけど、このサントラのお陰で一気にハマってしまいました。電車通勤のお供に全曲通しで聴いた日には、どうしようもなくセンチメンタルで、心地よい気分に浸ってしまうから、今は聴けない(笑)仕事に行きたくなくなっちゃうから。
大人ガーリーな雰囲気が好きなら、DVDも一緒に購入することをお勧めします。たまに思い出しては聴きたくなるので、私は青春の一枚として売らずに手元に残してます。タイトルに書いてしまいましたが、はっぴいえんどもカラッとしていて良いのです。
キャットニップ・ダイナマイト
なんといってもこの芸術的なジャケが良い! そして全体がきらきら粒ぞろいのロジャーPowerPopです。歯切れの良いヴォーカル、ジャカジャカかき鳴らされるギター、そして時折しんみり響くピアノの音色。カラフルです、楽しいです。#3 スキップして駆け回りたくなるよな曲ですよ。