獣神ライガー鳳凰飛翔篇
うーん、声優・田中真弓さん(as大牙剣)にしてみれば「魔神英雄伝ワタル(昭和63年4月〜平成元年3月)」の終わり際から入ってきて、「ワタル2(平成2年3月〜平成3年3月)」までの間も大活躍が止まらなかった、というこの「獣神ライガー(平成元年3月〜平成2年1月)」ですけど、私の知る限りでは、「(実は)永井豪氏原作」の作品をサンライズが放映したと言うのはこれ1つだけだったと思います(他にありますか?)。でも私の中ではちょっと印象が薄いような…。
これは初代の主題歌が「1(OP)・16(ED)」と揃いましたし、それなりにいいと思いますよ。後半の主題歌が登場しているCDもその後に出てきましたし、2つあわせて星5個と言う印象です。
とはいうものの、これの次が「勇者エクスカイザー(平成2年1月〜平成3年1月)」…これの歌詞がかなり"70年代風"だったのが、その後の「勇者シリーズ」へのプレリュードとなった感じは確かにします。
獣神ライガー DVD-BOX II
当時小学生だった私に思いっきりトラウマを植え付けさせてくれた作品です…
このライガーが流されていた時間帯の土曜日の夕方のアニメは低学年層を狙っていたはずなのですが、
おそらくBOX1の方だと思いますが、同級生に化け物が寄生し、殺されるシーンがあったと思います。
あまりにも残酷に映った所為か、夢にまでうなされる始末で、でも兄弟が格闘物が好きだったので
最終回まで付き合って見た記憶があります。
そのシーンずっと忘れていたのですがしばらくして海外映画で似たようなシーンを見て
「はて何だったろう」とずっと思っていたのですが…
このライガーだったとつい最近になって知りました。(というか思い出した)
敵キャラの格好よさ、力を貸してくれる双児の女の子の可愛さに誤魔化されそうですが、
永井作品なだけに上記のような残酷なシーンがあります。
ライガーが当時好きで、購入し視聴する分には★5つですが、
幼い子供がいる場合あまり一緒に見ない事をお勧めします。
獣神ライガー魔神咆哮篇
後期OP・EDと挿入歌、音楽は文句無くカッコイイ。CDドラマはマジンガーZのパロディ。スパロボでもお約束の「ガラスのように割れるバリア」ネタから、詳しい人にしかわからない小ネタ、ネーミングなどツボはしっかりおさえていて楽しませてくれる。それだけに、マジンガーZを知らない人は置き去りにされてしまうかも…。ところで放映当時、新日本プロレスのライガーがサンダーライガーになった時、入場曲も「奇跡の獣神」に変わると思っていたが未だに…。
獣神ライガー DVD-BOX I
邪神ドラゴ帝国と善神アーガマの末裔の戦い
バイオアーマー”ライガー”にのってドラゴ帝国に立ち向かう
主人公”大牙剣”そして それを助ける神代姉妹…
永井豪 先生原作ともあって 独特の世界観がいい
ただ残酷なだけではなく、そのシーンの後に人間の心の温かみがあります。
(TV放映の中では 原作のイメージを崩さず 一番 永井豪先生らしい作品です)
悪役のライバル リュウ・ドルク…戦士の誇りを持った
クールな二枚目 カッコ良いです 女性ファンは 多いはず
リュウ・ドルクがあやつる 魔竜王ドルガ もダークなところが
カッコ良い また 声優陣も豪華 この頃のアニメは おもしろかった
(真・ネオ・新ゲッターロボが好きな人は 気に入るはず)
永井豪 先生によると 当時の事情で規制が…とのことで
改めて 描きたい作品だとか ぜひ 作っていただければ と思います
パッケージの絵は 好き嫌いが出ますが アニメの絵はきれいです
また 魔竜王ドルガの フィギュアを作ってほしいなあ〜