じじいリテラシー (星海社新書)
珍しいタイプの本だと思う。
でも考えてみれば世の中はじじいが
決定権を握っているのは確かだと思われるし、
そのじじいを分類して取扱い方を
解説するという目の付け所がよいと思った。
じじいの分類も腑に落ちる感じだし、
それぞれの分類のじじいとの接し方についても、
たとえば「うんちくじじい」に対する質問の仕方など、
自分の今までの考え方などを見直すきっかけにもなった。
そういう意味でおもしろく読めた。
とはいえ読み終わって思ったのは、
著者はこのリテラシーを使いこなせるようになって
いろいろとうまくいっている感じらしいけれども、
結局これはじじいをうまく転がして
なんらかの果実を得ようというたくらみであって、
じじいを手段として使うという感は拭えない。
世渡りの術とは思いつつも、
意識的に人を手段とすることにやはり抵抗感があるし、
好きになれないじじいと接することが
楽しいことばかりなはずもない。
そうするとその抵抗感やめんどくささを
乗り越えてまで獲得できる「何か」が
よほど魅力的でないとやる気はしないと思うけれども、
その「何か」がしっかりと見据えられていない
自分のような人間には、
この本の実践以前に必要なものがあるような気がした。
じじいリテラシーが真に必要となるころには
自分がリテラシーで対応される側になっていることだろう。
花咲かG(HANASAKA G) クリーナーとポリッシャー効果もある ワックス [HTRC3]
プラスチックにはこれですね。
表面の劣化した層がきれいに剥がれて新品同様の輝きが戻ってきます。
但し、ポリエチレンの場合汚れは落ちますが、つや出し効果まではありませんでした。
いくら磨いても曇ったままです。
ポリエチレンが柔らかすぎるせいでしょうね。
値段は1500円くらいが適正だと思います。
ゲゲゲの鬼太郎ベスト~妖怪歌謡集(ベスト)~
去年、鬼太郎ファミリーのテーマ曲が、それぞれマキシシングルが出てると知った時「なにこれ?3作目の「燃えろ!鬼太郎」のように、アルバムでどーんと出しゃいいのに」と思ってたら、結局、出ましたね。
やっぱり、こういう形で出る方が、聴く方にも、フトコロにもいいもんです。歌も、全般的に良かったですし。
鬼太郎のぼやきソング「いたずら」は、最初コナン?と思いつつ、なんか乱太郎も混じってて可笑しかったし、猫ちゃんのはひたすら可愛いし、ベテランの山本圭子さんもノリノリで歌ってて楽しいし、まとめて聴くと疲れちゃう「妖怪横丁ゲゲゲ節」も、合間合間に、アクセントのように入っているのが、いい味出しててグッドです。
個人的には、ジャケットはもっと華やかなのがよかったでしょうか。
遅咲きじじい 2 (ビッグコミックススペシャル)
ビッグコミック連載中のギャグマンガ。定年退職し妻を亡くした遅咲散太郎が主人公。読んでいて疲れないマンガです。
老人ならではの、おぞましいネタあり、お色気あったりです。
ゴーマニズム宣言の息抜きに読んでます。
雑誌掲載時のカラーページはカラーのままです。