東映映画ジャッキー・チェン予告編,主題歌集
予告編,主題歌集とあるが
実際は映画の予告編をそのまままるごと音源化したものだけ
ある意味貴重な音源ではあるのだが
当然のごとく解説や台詞が入ると
曲は音量が下がったり、中断されたりするので
少なくとも完全な姿の主題歌や挿入歌を楽しめるモノではない
映画解説の語りや役者さんの台詞、功夫の掛け声などを含む全体的な雰囲気を楽しむモノ
ライナーノーツには歌詞と作詞作曲編曲者、映画のストーリーとデータが載っています
それなりのできです
解説の声が誰なのかまで書いてあればもっとよかったんですがね・・・
天中拳とか、かなり広川太一郎っぽいんですけど、どうなんでしょ
結論、予告編の音源が欲しいかなりマニア向けのCDです
THE3名様 みんなが選んじゃったベスト11 これってどーよ!? [DVD]
出ちゃいました総集編(笑)
前作鑑賞済みなので「あぁ〜それが来たかナルホド」なんて思いながら見てました。
何でベスト11なのかは謎ですよね(途中主演の3人も不思議そうに言っていましたが)
感想会という事で、彼らも一緒に見てお互いに感想を言い合うのも良かったです。
新作も入っているので、総集編だけど絶対に買いです!
若干皆さんが選んだネタと自分好きなネタとがずれていたのがショックですが(笑)
ゴーマニズム宣言SPECIAL 脱原発論
脱原発論は長い間左翼側から
単なるヒューマニズムや弱者保護(と言う名の弱者利用)
(日本・アメリカ限定の)反軍-反核-反国家主義
ヒッピー趣味の未開文明賛美
・・・の観点からのみで唱えられてきたが
そうであるがゆえに一般人にはまったく見向きもされず
むしろ脱原発=カルトというイメージを広めることにしかなっていなかった。
それは3.11以降も変わらず、原発に問題がある事を認識しはじめた一般人も
「俺たちが正しかったぁ!」と喜んでお祭りデモをやっている左翼などを見ては
逆に白けた気分になり、現実には脱原発は無理だろう、という思いをむしろ抱いていた人が多数だろう。
この本の中で徹底批判されている自称保守派の感覚も、
根底にあるのはその程度の認識であるに違いない。
そうであるからこそ、小林よしのりの「脱原発論」こそが唯一正当な
ごく庶民的な愛国者としての視点から描かれた、真っ当な脱原発論であるといえる。
それでいながら、その勉強量と、論の展開、切り口の鮮やかさは相変わらず見事で、まさに決定版と言える内容だ。
この本が出てしまったあとでは、
左翼は本気で脱原発を訴えていたのかどうかすら疑問に思えてくる。
「小林さんの他の論点には反対だけど〜」という形でサヨク気味の人からも評価される可能性が大いにある本であり
それで何も構わないのであるが
小林よしのりはイラク戦争批判・新自由主義批判・沖縄問題でも
サヨク・ウヨクの陣営思考を超えた作品を出し続けてきており
決して、「この問題だけはたまたま良かった」というものではない。
戦争論以降の小林よしのりの言論活動があってこそ出し得た脱原発論であるという事を
小林よしのりの言論をずっと追ってきた者として断っておきたいと思う。
「この問題は俺の方が知っている!」とか「○○の問題で○○だったヤツの本なんか!」という相変わらずの反応も
また出てくるとは思うが
そろそろ右も左も、意固地な自分を捨てて議論に着かなければならない時期だと思った。
ゴーマニズム宣言スペシャル 反TPP論
小林よしのりの面目躍如。
ホットな話題であるTPPの成り立ちからその本質まで
余すことなく解題しています。
明治維新・1945の敗戦に続いて第3の開国に擬されるTPP参加。
しかしこの著作を読めば、経済成長と日米同盟の発展を餌に
おびき寄せられた「第2の真珠湾」こそがその本質であると気づく。
恐るべき世界史の歯車はすでに回り始めていることに愕然・呆然。
ルパン三世 キャラクターテーマコレクション
「1)銭形マーチ」は、2002年発表のOVA「生きていた魔術師」のシークレット・エンディングでも使用されたテイク。ティンパニが多用され、迫力満点のアレンジになっています。
「2)トルネード」は、楽曲解説では「テックスメックス(Tex-Mex)」と称された、ギターを使用したラテンぽい仕上がり。ダンディズムが強調される近年の次元にピッタリのアレンジではないでしょうか。
「3)斬鉄剣」は21世紀のTVスペシャルにおいて、五エ門が活躍するシーンでしばしば使用されています。鼓を用いた原曲と違い、ストリングスとエレキギターが印象的。
「4)Cat walk」はつかみどころのない印象。「ラヴ・スコール」が不二子のテーマ曲ではなかったのでしょうか?
「5)THEME FROM LUPIN 3’97」は男性&女性のダバダバスキャットが入ったアレンジです。
次元・五エ門・とっつあんいずれかのファンでない限りは、たった5曲しか入っていないため割高感が強く感じられます。