ライヴ・アット・ラスト/ザ・シャーラタンズ [DVD]
2004年12月のBrixtonのライヴ映像。
やっと日本盤が発売されてうれしいです。
実際観に行ったのですが、新人バンドでは決して出せない味わいと、ベテランの域に達してるのにいつまでもマイペースなほのぼのとしたライヴが観客と一体化していて安心して楽しめました。
『Up At The Lake』中心にもちろん往年のヒット曲やおきまりの曲も揃えて、まさにベスト盤的。
映像で観た限りではほぼノーカットに近い状態で臨場感はたっぷり。
少し会場のセッティングとかバックステージのメンバーも映ってます。
おまけ?にライヴを振り返るメンバーのインタビューも必見です。
ワンダーランド
シャーラタンズというとマッドチェスターブーム、ブリットブームを連想する人が多いかもしれない。そしてそれらのブームの延長線でこのWonderlandを聴こうとすると、大きな肩すかしをくらうでしょう。「ダンサブル」「ファンキー」「グルーヴ」という言葉がぴったりな本作。実はこれこそがシャーラタンズの持つ優れた資質であり、10年以上のキャリアを重ねてきたからこそここまで力強く昇華できたのだと思います。音だけでなく、Timの書く歌詞もよりリアルなものへ、肉体的なものへと変わっています。殻を脱ぎ捨てながら変化し続けるシャーラタンズ。このアルバムは文句なく彼らのマスターピースです。
テリング・ストーリーズ
全曲シングル候補?、そこまで言う気はないが、「ウィズ・ノー・シューズ」「ノース・カントリー・ボーイ」「ハウ・ハイ」などを中心に非常に勢いのある曲が多く、おそらくシャーラタンズの作品のなかで一番カッコいいアルバム。
Just Lookin 1990-1997 [DVD] [Import]
デビューからアルバム5枚目の頃まで(メジャー移籍前)のプロモーション・ビデオとライブ映像が入っています。
PVの方は、ビジュアル的に出来のいいと思える作品は少ないけれど、それでも元気いっぱいだった頃のメンバーの表情が存分に楽しめます。通して見ると髪型や服装の変遷がよくわかるし、何よりやっぱり曲がいい! いかに彼らが名曲を生み出してきたかが、映像付きで改めて確認できます。
ライブの方は、入手困難なデビューシングルやその他のアルバム未収録曲、今ではもうステージで演らないような曲も入った、貴重な記録。特に一番初期の頃のライブは、マンチェ・ブームの香りが漂って懐かしいです。