ベスト・オブ・フェイ・ウォン [VHS]
このビデオはゲストが凄い!凄い!!凄すぎるっ!!!"我らがリーダー"ゲイリー・グリッター&グリッター・バンドをはじめ、ロック史の表にはけして出てこない、70年代半ばのイギリス芸能界を輪切りにしたような顔ぶれが素敵すぎです。今田耕司そっくりなヴォーカルが流し目で歌うショワディワディー、Mr.オクレ兄さん(そっくりな人)がかわいいセーラー服姿でプレイするルベッツ、絶望的な歯並びの悪さにも構わずにクシャクシャの泣き顔で歌いまくるディッケン(ミスター・ビッグのヴォーカル)。そしてジョン・レノンに、「あいつ自分の娘みたいな連中にきゃあきゃあ言われてやがる」と皮肉られた40代の元アイドル、アルヴィン・スターダスト...。なんでみんなこんなにチャーミングなんでしょうか!?これは、英ロック史のミッシング・リンクを埋める貴重な資料です。特にミスター・ビッグの"ラッキー・マン"は、EMIからアルバム・デビューする前のCBSでのシングル曲という情け容赦のないレアさ。もし貴方がBCRファンでなくても、ブリティッシュ好きだったら一度は見ておくべき映像です。エンディングを迎える頃にはきっと、スレイドと一緒に"サンクス・フォー・ザ・メモリー"のサビを歌う貴方がいることでしょう。ビバ芸能界!!
フェイ・ウォン
アルバムタイトルがずばり「王菲」という自分の名前ですので、気合いが入っているのは判ると思います。でも、内容的にはシネポリ時代の前作を比較的継承しているかもしれません。ですので、ジャケットのお洒落っぽさに比べると、かなり親しみやすい曲が多くなってます。
聴き込むほどに味が出てきます。
ベスト・オブ・フェイ・ウォン [DVD]
レーベルを去ったバンドを後ろから殴り続けたEMIだが、
ファンにとっては一つだけありがたいリリースがある。それがこのDVDだ。
Radioheadが音楽にも映像にも妥協しないバンドなのは知られたところで、
だからPVは常に意欲的なものが製作されるが、
公式に手に入れられるPVは多くは無い。
動画サイトで目にすることが出来るのはテレビオンエアの画質の悪いものばかり。
今回のリリースで、やっと高品質なPVが手に入る。
特に初期のものは、バンドにとってもあまり好きなものではないだろうから、
こんな機会でもないと発売されることはなかっただろう。
この収録数でこの価格はかなり安い。PVが製作される作品だからハズレも無い。
ベストCDを買うのならこちらを買うことを強くお勧めしたい。