蝶獣戯譚 1 (SPコミックス)
道をはずした「はぐれ忍び」を狩る役目を持った、吉原の太夫「於蝶」のお話。
忍びを狩る忍びといえば「カムイ伝」が思い出されますが、まったく違います。「変位抜刀霞切り」のような必殺技も出てきません。しかし、昔の仲間と戦う悲しみだとか、そういうものは共通しているかもしれません。
この作品の、というかこの作者の特筆すべき点は画力がもの凄く高いこと。ストーリーや設定はそれほどひねりが効いているわけではありませんが、まだ1巻ですので、これから盛り上がってくるかも知れません。続きを早く読みたいです。