J・L・バークの「デイヴ・ロビショー」シリーズの1篇を映画化。主演のアレック・ボールドウィン最大のハマリ役。酒で全てを失いかけたところからの再生、刑事を辞めても付きまとう習性、それゆえに招いてしまった悲しい出来事、そしてリベンジ。F・ジョアノー監督によるハードボイルドの王道を行く骨太の演出と、「エレファント」のハリス・サヴィデスによる自然光を見事に捕らえた撮影が美しい。最後に明かされる真犯人にも驚きが。
ヘブンズ・プリズナー【字幕版】 [VHS]
J・L・バークの「デイヴ・ロビショー」シリーズの1篇を映画化。主演のアレック・ボールドウィン最大のハマリ役。酒で全てを失いかけたところからの再生、刑事を辞めても付きまとう習性、それゆえに招いてしまった悲しい出来事、そしてリベンジ。F・ジョアノー監督によるハードボイルドの王道を行く骨太の演出と、「エレファント」のハリス・サヴィデスによる自然光を見事に捕らえた撮影が美しい。最後に明かされる真犯人にも驚きが。
DVD洋画セレクション 14、ヘブンズ・プリズナー ()
復讐劇なわけですが、あまりにも危険予知が足りない。
もっと家族をまじめに守ってやれたのでは?
と思わずにはいられない。
そういう脇の甘いまったりとした元刑事という設定に
甘ったるく、どこか抜けた感じがするアレックスはこういう役がぴったり。
残念なのが、いい味出していた幼馴染の”ババ”が
キーマンかと思っていたが、あまり活躍せず。
淡々といや地味に物語が進みます。