高円寺女子サッカー 1st stage(限定版)
今時珍しい熱血スポ根物語が楽しめるゲームです。恋愛ゲームの要素なんかも入っていたりします。
正直、サッカーゲームの部分は微妙な出来ですが、この独特の雰囲気とノリを味わうために購入されてみるのもよいかと思います。
ミカサ サッカーボール検定球4号 ピンク 女子用 小学校用 SW450VL-PV
少女サッカーチームのコーチをしています。以前から使っていたボールが限界にきたので、このボールを購入しました。色も良く、表面が光るようになっているので、子供達の評判も高いです。蹴りごこちはさすがのミカサ。安心してオススメできます。
日本女子サッカーが世界と互角に戦える本当の理由
松原渓という人は、プロサッカーニュースのMCをしている3年間、歴代のMCとはひと味違っていた。ひと言でいうと、「純粋にサッカーへの愛に溢れている」とでもいおうか。風間八宏さんの解説に聞き入り、ゲストの視点に頷き、すべてを吸収している感があった。本人自身優れたプレイヤーであることは、番組内のコーナーで指導され、瞬く間に無回転シュートを決めたところで実感した。
それにしても番組のサッカーファンに愛された渓ちゃんが、これほどまでの書き手であったとは!
「美しき撫子たち」で描き出された大野、近賀、永里、川澄、宮間選手のなんと魅力的なことか。彼女たちのプレイスタイル、ものの考え方、生き方、本人の発言と周囲の発言からその本質に迫っている。僕が好きなのは永里選手とマッチアップしたときのエピソード。その後すいか割をしたときに永里選手は周囲の嘘のかけ声にまったく惑わされることなく一発でしとめたというそのシーンの臨場感。宮間選手を評して「恐るべし。その懐はどこまで深いのか」と書く文章のセンス。
女子サッカーの育成に触れた章が、またいい。
女子サッカーの未来に貢献したいという本気の姿勢が文章の隅々に滲み出る。松田岳夫、星川敬、吉田弘、川邊健一、佐藤浩二、寺谷真弓、大竹七未。登場する監督たちのそれぞれの哲学、指導法、人間的な魅力がぐんぐん伝わってくる。
写真を使わないシンプルな表紙は、「中味で勝負します!」という決意の表明だろうか。初の著書でここまで書けるとは、松原渓、恐るべし。