堀文子画文集 命といふもの (サライ・ブックス)
多少絵画を楽しむ私にとって、90歳過ぎてからも現役でご活躍されている堀文子さんは、私の目標です。絵も素適ですが添えられたエッセイも、堀さんの人生に刻み込まれた襞を垣間見る思いで何度も繰り返し、拝読させていただいております。素適な本に巡り合えたのは何にも代えがたい喜びです。感動をface bookにも投稿させていただきました。
つかえる!あそべる!音楽たまてばこ(9)ピクニック/おさんぽ
おべんとうバスの劇ごっこに使用するのに、ピクニック・マーチを探していました。試聴すると探していた曲の出だしだったので、すぐに購入しました。
堀文子の言葉 ひとりで生きる (「生きる言葉」シリーズ)
目次
自由は命懸けのこと
蘇生の軌跡
感動していたい
孤独を糧として
美にひれ伏す
乱世を生きる
自然への思い
最後の絵
目次にはないが、まず2ページの序文が心に沁みる。
・・・見つかったかどうかは知りませんけど、「青い鳥はよそにはいない」ということがわかったのです。皆さんも「青い鳥は自分のなかにいる」のです・・・
堀さんの言葉だからこそ、とても感じ入った言葉だった。
短いセンテンスでつづられる言葉は、多くが堀さんの「覚悟」の言葉ではないだろうか。
未熟な私は正直、まだ全部うけとめることが出来ないけれど、人生のバイブルのひとつとしてこれからも大切にしたい本である。
7枚の絵(カラー)が挿入されていて、巻末には土門拳が撮影した31歳の時の写真、アトリエにあるホルトの巨木の横に立つ写真、堀文子略歴が収録されている。
200ページ、片手で持てる大きさなのも良い。
命の軌跡―堀文子画文集
私が堀さんの絵を初めて見たのは2002年。女性であることに驚き、その爽やかな自由な表現にとても感銘。でも、名前も把握しないまま、出口で買った何枚かの絵葉書は偶然にも全部堀さんでした。絵のモチーフを使った絹のスカーフを買ったらそれも堀さん。以来、堀さんの仕事に関心をもってみています。今回堀さんの新作展覧会に行ってこの本を見つけました。こんな色を着てみたいです。堀さんは現役の86歳。女性として尊敬します。本にすると多かれ少なかれ期待はずれがあるけれど、とてもきれいに仕上がった本です。