カラスヤサトシの日本びっくりカレー (ウィングス・コミックス)
カレー好きの編集者(男性)と、
カレーを食べ歩いたり、レトルトカレーのランキングのようなものを作ったりしてます。
カラスヤさん独特の「これワザとだったらヒンシュクでしょ」
というボケがあまりないのが淋しく感じられました。
ややドSの女性編集者とかに突っ込んでもらうなりしないと
いいコメントは出ないのでは。
あと、取材拒否されて、店の様子もどんなカレーを出しているのかも描かせてもらえないなら
掲載するのはやめてほしかったです。読者に失礼です。
これだったら、
カレーにまつわる体験をしてもらって、例えばあるか分かりませんがカレー博物館に行くとか、
いまだかつてないカレーを作りだすとか(たとえ食えたものでなくても)、初めて日本にカレーをもたらした人のところにカレー修行に行くとか、
それをカラスヤさん独特の切り口でボケまくって(これがないとカラスヤさんを起用した意味がありません)、カレーあるあるや、
カレーにまつわるトリビアを盛り込んでくれたら、少しは掲載されていますが、
もっと面白かったと思います。
発売早々なのに、もう半額くらいで中古が出ているのが、この作品を象徴しています。
期待しない程度に読んでみるか、カラスヤさんの単行本はみんな欲しい人向けです。
結婚しないと思ってた オタクがDQNな恋をした! (チャンピオンREDコミックス)
元々この作者のファンだったけれど、直近の発売の37歳の遠足といい、結婚しないと思ってたといい、漫画として・物語としての面白さが花開いている感じがする。
「カラスヤサトシ」が、作者オリジナルなら、こちらは作者オリジナル+「秋田書店の編集者」の力が出てる感じがして面白いです。
編集者をこき下ろす作風として確立できたんじゃないかなぁ。
最後のインタビューの一言ですごい笑いました。
お幸せになることをねがっていますw
出来れば続きも読みたいですw
それにしても、奥さん側のコメントが気になる俺は野次馬だな…。
カラスヤサトシ (アフタヌーンKC (425))
とにかく爆笑しました。
男性読者はみんな作者と友達になりたいと思ったんじゃないでしょうか。
「土に埋めたら強くなる」とか「自分で彫った仏像が捨てれなくなる」とか、
男にとっての『子供のころってこんなこと考えてたなぁー』という思考パターンを
残したまま大人になった作者の日常は、端から見ると笑いの洪水です。
しかも作者はそれを「あるあるネタ」だと思って描いているというのもすごく面白い。
逆に女性読者の中には、作者の行動に本気で引いた人も少なくないと思います。
今後「子供っぽい男が好き」という女性にはこの漫画を貸して
「本当に子供っぽい男っていうのはこういう人のことだぞ」と言ってやりたいぐらい、
味のある人物だなと感じました。次の巻が出るのはもう何年も先のことでしょうが、
ずっと楽しみに待っていられるぐらいの傑作です。
井上芳雄 from おのぼり物語 [DVD]
原作の雰囲気を最大限に生かし原作に迫った。
ところで、男と女の関係を描かないと映画ってダメなんですか。
女優は普通に可愛くなく 、人並みには可愛く調度よいキャスト。
監督ひとりよがりの長回しの情景描写は不要。