スペクタキュラー・スピルバーグ
音質がすばらしい!
演奏の録音はもちろんですが、効果音がまたすごい!
「ジュラッシックパーク」では、今にも恐竜から頭を喰われちゃいそう!
個人的には「ポルターガイスト」が、ドラマの印象と違ってかわいらしいので好きです。
ジュラシック・パーク〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)
~映画よりも格段に面白い。なんといっても映像を感じさせる書き方である。作者が医学畑であるだけあって専門用語が多いのがちょっと頭痛のタネだが、生態も大して分かっていない太古の生命相手に徹底的に調べ、太古を知らない現代人がリアルさを感じるような、うまいフィクションを駆使している。読んでいる内に、島の蒸し暑さや恐竜の匂いまで感じられそうで~~ある。そして物語のスピード感、緊張のアップ、ダウンが非常にうまい。一気にラストまで勢いで読み切ってしまう作品。~
ロスト・ワールド―ジュラシック・パーク〈2 下〉 (ハヤカワ文庫NV)
本書は前作ジュラシックパークの続編で、恐竜は全滅させられた筈だったが、実はある島で生きていて、その恐竜を調査するために島に乗り込んだというストーリーです。前半は動きがなく退屈しますが、さすがに島に乗り込んでからの、息つく間も与えないストーリー展開は圧巻です。ただ、今度の作品は、あまりにも恐竜との死闘の部分を盛り上げようとする作者の作為があからさまで、その点がかなり不愉快でした。
前作もそうでしたが、どうしてラプトルはあんなにも人間を襲うことに執着するのか、Tレックスは獲物でも敵でもない自動車を、なぜ崖から突き落とそうと懸命に努力するのかがどうしても理解できません。また、前作で恐竜があれほど危険だということが分かっていながら、なぜ毒針ライフル銃数丁だけの軽装備で島に入ったのか、銃が大好きなアメリカ人の行動パターンからは想像もつきません。
ただ一つ確かなのは、そういう設定にしないと恐竜と人間との手に汗握る死闘は起こりえず、小説にはならなかったということです。
そして最後の結末・・・思いもよらない結末に驚いたのは事実ですが、ちょっと都合が良すぎるのではないかと思ったのは私一人ではなかったと思います。作者の細かな配慮が不足した欠点だらけの小説だと思いますが、息詰るサスペンスはそういった欠点も吹き飛ばしてしまうでしょう。むしろ時間をかけて英語で読むよりも日本語で一気に読んでしまった方が楽しめると思います。
ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク [Blu-ray]
だからといって良い作品ができるという訳ではないという典型的な映画になってしまった。ところどころ恐竜の恐さを表現するシーンもあり、恐竜の種類も増え、T−REXのアメリカ本土上陸までして(喰われる役は映画のスタッフ)、でもだから何?と言う映画でした。「インディージョーンズ」のようにはならず、ただの焼き増し映画になってしまった。劇場で見てもパンフは買わなかった。つまりその程度の映画と言う事。
「3」?監督は変わっても見てません。当然「4」が製作されても見ないと思います。
ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク [DVD]
昔映画館で観賞、そして後にVHS版を購入、その後はTVで放送されたのを見た程度でした。
シナリオ的には1作目や3作目に比べると、少し間延び感といいましょうか…。ちょっと少しテンポの悪さを感じますね、今見ても。これはまぁこの映画のシナリオ部分なので、もうどうにもなりませんが。
でも映像の素晴らしさは、さすがはブルーレイですね。
VHSではメイキングなどの映像特典がなかったので(別商品として販売されていた気がします)、それも収録されているのも嬉しいです。DVDではもともと収録されていたようなので、お持ちの方には特にポイントにはならないかも知れませんが。
個人的な好みの部分ですが、このシリーズはビスタサイズなのも嬉しいです。
映画によっては2.4:1などで結局上下が黒くなってしまうものが多々ある事に関して、左右カットされたくないけれど、上下が余って黒いのもな…。画面一杯に映像が広がる方が大画面を味わえると思うからです。
個人的に、この2作目はシナリオ的に少し劣る気がしますが、このシリーズが好きな人は買って損はないと思います。