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真マジンガー衝撃!H編 (チャンピオンREDコミックス) 上のタイトルは、本書の帯に書かれた宣伝文句ですが、
マジンガー大好き野郎の私は、まずこの謳い文句に強く惹かれてしまいました。

もともとこの作品は月刊誌のチャンピオンREDの
2009年10月号に掲載された読み切り漫画だったそうです。
その作品が69ページ加筆され、
チャンピオンREDの2012年7月号の別冊付録となりました。
私はその時点で初めて本作を拝見しましが、
他のレビュアーの方も書かれているように、
想像していたよりは本格的な漫画になっており、
メカや人物などの描き込みもしっかりしていて
長年マジンガーファンをやっている私にも、
ほぼ満足できる内容になっていました。

アフロダイAネオやボスボロットや機械獣などのメカ、
あしゅら男爵や弓さやかの戦闘服、鉄十字軍団のイデタチ、光子力研究所等等、
多くのモノが現代風にリファインされておりますが
マジンガーZと兜甲児の戦闘服が殆ど手付かずのデザインで登場するのが嬉しいところです。
それでいて、他のメカと比較しても、全く見劣りしていません。
あと、ブロッケン伯爵も殆どそのままで、ブロッケン贔屓の私には好印象でした。

サーガ版マジンガーZでもなく、Zマジンガーでもない
豪ちゃんが描く本当の『マジンガーZ』が読めるこの喜びをじっくり味わえる作品です。
次はさらに本格的で、エロ要素をもう少し抑えた、
シリアス寄りな豪マジンガーを読みたいものです。

別冊付録の時点で69ページが加筆されていると前述しましたが、
今回のコミック化に際しては特に加筆はされていないようです。
その代わり、キューティーハニーVSあばしり一家の前後編が収録されていました。
これについては、手元に届くまで、その存在自体全く知らなかったので、
私にとっては嬉しい特典となりました。

新装版 マジンガーZ オリジナルver.(1) (講談社漫画文庫 な 2-33) 雑誌掲載時のバージョンが収録されているものです。後に加筆修正されている版と比較すると、多少食い足りない印象(ローレライ編・マジンガー軍団編など)を持つかもしれませんが、コレクションアイテムとしては、必見かもしれません。第四巻後半に収録されているテレマガ版キャラクター(弓教授・ブロッケン・さやか)の違いを見られるのもこのバージョンの特徴です。茶髪(スクリーントーン)のさやかを見たい方はどうぞ。
メカニックコレクション EX マジンガーZ 仕上がりはとてもキレイです。重量感もそれなりにあってズッシリときます。箱も超合金のオモチャみたいなこだわりを感じました。バリ?パーツを外したときにできる痕はガンダムマーカーのメタリックで簡単に隠せました。残念な点はロケットパンチの指と手をはめる部分を削らないとハマらないことです。説明書にも削ることを書いています。これが面倒だ。それ以外は満足のゆくプラモデルです。安いし今が買いだと思う。
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