黄昏流星群 星のレストラン [DVD]
弘兼 憲史氏の原作、マンガ黄昏流星群の第4巻「星のレストラン」に とある病院の待合室で出会ってしまい、涙、涙。
「こんな素晴らしい作品なら、映画化しなきゃうそだ」と つぶやこうと思って念のためにググってみると、ちゃんとDVDが出ているではないですか。
即、購入。DVDを観て、また涙、涙。
原作のコマ割?が素晴らしいのだろうか、ほぼ原作のとおりの場面展開。また、原作ではわからない料理の美しさ、そして原作では省略されたと錯覚してしまうくらいのちょっとしたエピソードのような場面が自然に入っていて、これも楽しめます。原作に出てくるヌードの場面は、映画にはありませんが、映画としては、この方がずっといい。
ただ、残念だったのは、僕が一番感動した場面のあのセリフが映画には無かったこと。
「ムニュをみてあれっと思い、オードブルのテリーヌでまさかと思い・・・、舌平目のロールで確信しました」だったかな。
このセリフが欲しかったです。
でも、きちんとフランスロケもして、料理の場面もこだわって、本当に丁寧につくってある映画でした。
昔、心から愛した人と別れた経験を持つ方なら、この作品の持つテーマの深さと、気高く生きる登場人物たちにぐっとくることでしょう。
人間交差点 HUMAN SCRAMBLE 5 [DVD]
自分を通す生き方
しんどいけど、それしかできない
適当にごまかしてもいいけど、それじゃあつまらない
そんな不器用な生き方しかできないひとの人間臭さを描いたドラマです
社長 島耕作(13) (モーニング KC)
ここ暫く垂れ込んでゐた暗雲が一気に吹き払はれたやうな十三巻だったと思ふ。社長解任クーデタがあっさり失敗。ブラジルでの広告作戦の大成功。低迷テレビ部門の提携の動き。そして、恋人・大町久美子との結婚入籍である。うまく軽やかに成功して行く男・社長島耕作は、未だ安泰なりである。ゆったりと淡々と自然体に島耕作ロマンは続くのだらう。
弘兼憲史ヒューマニズム短編集(1) (KCデラックス)
大好きな作者なので、初期作品(と言っても人間交差点の時代)の掲載作品集なら全部持ってるな、とは思ったのですが買いました。
やっぱり!とは思いましたがその通りでした。
でもそこは作者が好きな私としては、こういう類似作品集を今まで持ってなかったので70%の満足度です(苦笑・・・)
ただ貴サイトの商品説明の欄に「美人劇場8作品掲載」等と書かれていたら購入しなかったかもしれませんが(笑)
こういう新作でない時はやはり作品名は必ず書いてほしいですね・・・
初掲載のコミック自体が古くなったので、ここで新しいのに揃え直そうと言う弘兼ファンには買っても価値のある作品集と思います。
こう言う旧作品集なら、880円(5%税込)は高い、750円(税込)ぐらいに企業努力すべき。
これでマイナス★1個。
「美人劇場」美人劇場・夜は碧い空・午後のフォークダンス・春の嵐・ニートな午前3時・M氏の遊歩道・夕方レストラン・ふりむいてみあげて、の8作品と
隠れ鳶・赤い糸・ママのアップルパイ、の3作品
の合計11作品掲載。
黄昏流星群 同窓会星団 [DVD]
中高年向けの恋愛物ムービー。なんとも都合のいい展開(めぐり合わせなのか、事故にあった息子を、恋する相手の息子が助ける、他いろいろ)にはおもわず、おいおいといいたくなりますが、「いいはなし」恋愛物なのでこんな展開でもいいかなあと。ある意味王道を行くストーリーなので、安心して見れる日本映画でしょう。
さらに原日出子さんファンにはお勧めです。数少ない彼女のラブシーンが見れる作品ですよ。(露出度は少ないですよ。念のためね、笑)