愛してあげるチュン(音符記号)-オレのペット-ペットシリーズVOL.2 奥村晄平
前回の「愛してあげるニャ!」が、予想斜め上ですばらしく楽しかったので、購入しました。
第1弾と違って、ペットショップで運命の出会いをはたすところから始まります。
したがって、最初からものすごくデレデレってことはないので、どなたも入りやすいシナリオになってました(笑)
(第1弾の石田彰さんは最初からスゴイ勢いでしたのでw)
森川さんが好きなら、やさしい言葉の数々にうっとりできます、素晴らしいです森川さん!
が。文鳥相手に「お姫様」と呼んだり、残業しないで頑張って帰宅したりと、なんだかだんだん壊れていっているような……(笑)
のめり込み方が尋常じゃありません!(笑)
鳥になって愛されていれば気になりませんが、よくよく考えるとシナリオはわりと突っ込みたくなります。
ごそごそ服に入っちゃうところ、水浴びのところ、愛の結晶のところは……、もう爆笑でした。
でも、飼っていると実際そういうことがありますので、なかなかいいネタを挟んできているなあと感心してしまいました。
全体を通して、森川さんファンはやさしく甘い言葉の数々が聴けるので買っても損はないです。
ただ、第1弾のスゴさを考えると、もうちょっとできたんじゃないかと思わなくもないので、★は減らしてあります。
頭をやわらかくして、自分が文鳥になる、あるいは、文鳥を耽溺している森川さんを楽しめる方にお勧めです。
なかなかこういう不思議なコンセプトのCDはないと思うので、ネタとしてもよいです(笑)
番外編は違うキャラでやっているので、いろんなタイプを楽しめるのもポイント高いと思います。
弾けて笑いたいなら「愛してあげるニャ!」を、ときめきたいなら「愛してあげるチュン♪」をオススメします。
BILLY BAT(10) (モーニング KC)
歴史を操るコウモリ、ビリーバットを軸にした浦澤直樹版「火の鳥」。しかしそれ以上に感化されるのは「たかが漫画で何も変わらない」、されど「自分が一番好きなのも一番うまくできるのも漫画だ」、だから「漫画は大切な誰かを救うことができる」という無理やりの三段論法。今回も相変わらず炸裂している。「漫画」という部分を個々人の一番好きなことに置き換えれば・・
ネタばれになるので多くは書きませんが今回、雑風先生の師匠である牢獄の男が大活躍します。少し泣けますよ。
うつつ [DVD]
映画としてはイマイチ。
ストーリーが特別面白いものでもなく、後半は中だるみを感じた。でも、女優達の演技には感服。
宮沢りえの悪女さ、小島聖の妖艶さ。
小西真奈美の意味のない台詞の演技。彼女は出番こそ少ないものの
見た人に必ず印象深く残る演技をしている。
主役の佐藤浩一の演技が薄らぐ程に、それぞれが素晴らしかった。
少しでもこの女優達に興味があるのであれば、お薦めの一本です。