松任谷由実歌詞集『371+1』(CD付き)
もう35年 ユーミンファンです。 あらためてユーミンの詩の精密さに感動しました。 どの詩にもたっっぷりとドラマがあり、日本画のように美しい情景あり
細やかな感情の流れに、不思議なくらい自然にはいってしまいます。
ユーミンは詩人ですね。ずっと求めていた物に出会えた気持ちです。
松任谷由実40周年記念ベストアルバム 日本の恋と、ユーミンと。 (初回限定盤)(DVD付)
自分が生まれた頃から歌い続けいるユーミンさん。
本当に感動ものです。
特にdisc1はジブリ映画で一番大好きな「魔女の宅急便」で使用されている
“やさしさにつつまれながら”、“ルージュの伝言”そして、今は懐かしい青春時代
に大ファンだった原田知世さんのブレイク作“時をかける少女”、そして知世さんが、
カバーで歌っていた“まもってあげたい”、“ダンデライオン”、がリマスタリングで
復活するなんて涙ものです。
今年は、山下達郎さん、ユーミンさんなど“大物”のベストが発売されホントに嬉しい
一年でした。
ただ、これからの音楽発信方法がどのようになってゆくのか・・・
ダウンロードによる購入が主流になってしまうのか、レコード時代からの音楽好きには
なんとなく物足りなく、ありがたみが無く感じてしまいます。
“大物”の方々が今、あえてCDでベストを発売するのには何か理由があるのでしょうか?
いずれにしろ、“宝物”として大事に聴いていこうと思います。
J-POPの原点としても皆さんに聞いて頂きたい“芸術作品”だと思います
ひこうき雲
37年ぶりにレコーディングに携わった人達が集まって16チャンネルのマスターテープを聴くという番組が放送されました。
ユーミンは勿論、正隆さん、細野さんも登場。「さっそく聴いてみます?」とまずは「返事はいらない」から。
ピアノのイントロで正隆さん、「そうだね。俺じゃないや」と。(笑)
字幕解説も売れなかったことを客観的に解説してあり、かえって好感が持てます。
それぞれの曲に改めて驚いているメンバー達に視聴者も感情移入していきます。
ボーカル抜きや、それぞれの楽器だけで聴いてみたりと本当に楽しいです。
「重箱の隅を突くようなところにこだわったね」というユーミンの言葉に、また何度も聴いてみたくなるアルバムになってしまいました。
ユーミンの「ノンビブラート」唱法に一年かけたというのは驚きです。
「今と全然違うね」と言われてましたが、私には80年代の全盛期を感じました。
もう一つ面白かったのは、ユーミンは英国ロック派で、他のメンバー(キャラメルママ)は米国ロック派だったとのこと。
ユーミンのレッド・ツェッペリン好きと「ひこうき雲」の繋がりも、ちょっと強引でしたが楽しめました。
他にも「きっと言える」「ベルベット・イースター」「紙ヒコーキ」「曇り空」など全員がリラックスして思い出を語り合ってました。
ユーミンが語る正隆さんと井の頭公園を歩いた思い出から「雨の街を」を聴かせる流れもロマンティックでした。
エンディングで写された当時の白黒写真も印象的でした。
きっと再放送されると思いますので、見つけたら、このCDと共に是非チェックしてみてください。
YUMI MATSUTOYA CONCERT TOUR 2011 Road Show [DVD]
余震と計画停電の恐怖の中でスタートした「ROADSHOW」ツアー。数え切れないユーミンのコンサートツアーの中でも特別なツアーですが、このDVDも特別です。完成度の凄く高いステージが十分楽しめるのが最大の価値ですが、ほぼ全曲収録されている上に、通常カットされがちなMCが一部を除き結構入ってます。ですから、実際に会場に行った人たちには思い出がぐっとよみがえるでしょうし、行かなかった方々にも十分にステージの熱気が伝わると思います。各地のステージに出向いたわたくしも、各会場で感じた感動や喜びを、そのまんまこのDVDから感じます。一人で見ていると、いまだに同じところ〜♪春よ 来い♪で涙腺破裂するし‥(TT)まあ、ディープなファンなら、最初の♪ひとつの恋が終わるとき♪から気持ちよく泣けると思いますけれど。
INTO THE DANCING SUN [DVD]
ずっとLDで持っていて、何度も何度も
観賞しつくして、とうとうLDがオシャカに
なったので、ワラにもすがる思いでDVDへ。
ユーミンの台詞
「偶然って、偶然だから、偶然でしょ。。」
何度聞いても、いいですね。ライヴ本番は生き物です。
終わったライヴの時間は、二度と再現できません。
ユーミンの役割は、その偶然というやつの前髪を
ひっつかんで、自分たちのモチベーションの炎に
火を点けるために引っ張り込んでくること。
実際の公演現場では、場面転換に時間がかかりすぎて
観客のテンションをぶった切ってしまっていたようですが
編集されたこの記録物なら、ユーミンの言う偶然を
切り取っていつまでも持っていられるわけで、
最高だった過去を、外側から疑似再現できるわけです。
さらにユーミンのライヴビデオの素晴らしいところは、
そのバックでサポートしているミュージシャン達の
素晴らしさが、いつも十分に表現されている点です。
それはこのDVDでも例外でなく、特にコーラスの3姫が
とにかく素晴らしい。皆さん、このライヴから17年経った
今でも現役で、相変わらず最前線でご活躍中のおねいさま達(笑)
ですね。今でも当時の輝きを失っていません。すごい事です。
総合的に見て、ユーミンのライヴDVDの中でも、
これが文句無くBESTの1枚だと思います。