ドルアーガの塔〈3〉魔界の滅亡 (創元推理文庫)
実に懐かしいゲームブックのモニュメンタル・シンボル。失われた子供時代のやるせない淡い思い出にひたれること請け合い!
もちろん未体験の若い人でも十二分に楽しめますよ。
今見ても作り込まれたシステムに驚かされます。
氷のブロックを動かして通路を作ったりふさいだりするイベントは、ドラクエ3のフィールド場面に登場した動かせる岩の元ネタなんだよね。
ファミリーコンピュータ ドルアーガの塔のすべてがわかる本 (ポケットバンク)
完全無欠、完璧な攻略本です。この一冊でドルアーガの塔のすべてがわかります。天秤やブルーアーマーの取り方がどうしてもわからなかったすべての人にとってこの本まさに神の手となることでしょう。
魔宮の勇者たち
第一部「悪魔に魅せられし者」に続く「ドルアーガの塔」シリーズ全三部作の内の二作目。
内容は、ファンタジーRPGで、6面体サイコロ2つが必要。
付属のキャラクターシートにあれこれと書き込まなければならないので、持ち歩いてプレイすることはお勧めできない。
また、正確なマッピングのために、方眼紙を用意しておくといいだろう。
今作から初めてでもプレイできるが、前作から引き続いてプレイするのが、データ面でもプレイヤーの慣れの点からも有利なので、前作も購入してプレイすることをお勧めする。
今作品は、前作とは若干異なり、イベントやキャラクターが際立っている。前作は、双方向でよく出来ているとはいえ、"狭い"ダンジョン探索だったが、今作は個性豊かなキャラクターが仲間になり、ダンジョンの外へ遠征するイベントもある。
そのおかげで「ドルアーガの塔」の世界観が一気に広がった。プレイヤーの想像をかきたててくれる作品に仕上がっている。
ダンジョンそのものは、若干分量が少なく、マッピングが好きな方には物足りないだろう。しかし、それまで平面的だったダンジョンに、エレベータ・双方向階段などの立体的な要素が加わり、最終巻「魔界の滅亡」の立体迷路へと続く要素が見て取れる。
なお、今回の復刊に当たり、マップ・パラグラフの配置から加筆修正が行われている。旧版をお持ちの方は比較されていかがだろう?
ザ・ナイトメア・オブ・ドルアーガ 不思議のダンジョン
「ドルアーガの塔」とコラボレーションした大人気シリーズ。全部で6つのダンジョンとサブクエストも用意されています。メインとなるダンジョンは基本的に構造が変わらないので序盤は割とサクサク進めていけました。章が進む毎に難度・階数が大幅にアップしていくので街との往復を考えると高度なテクニックと共にかなりの根気が必要になってくると思います。ダンジョンは移動範囲や攻撃範囲が常にグリッドで表示されているので非常に分かり易く、アイテムやアビリティもショートカットで簡単に使えるのは楽でした。ただ、定期的に女神にアイテムを捧げないと視界が悪くなってしまうシステムは面倒臭かったです。戦闘システムは、移動速度や攻撃速度も織り交ぜられているので簡単に見えて意外と複雑な感じでした。