司法書士 新・プログレス不動産登記法〈1〉
以前からあるプログレスの構成を全面的に変えたもの。何で変えたんだろう。初学者でもわかりやすく・・・というが、初学者以外の者にとっては使いこなしにくい。初学者には「オートマチック」があるから、「プログレス」シリーズまでも「オートマチック」に似た構成(過去問挿入はないけど)にしなくてもよかったのに。出版当初の構成に戻して欲しい。
エンジェリック・ヴェール・プログレス ~ウェスペールの迷宮~
前作「Angelic Vale」の続編として出された本作品。今回は前回のように一国内を右往左往するのではなく、一つの洞窟をバトルを繰り返してどんどん地下に潜っていくという設定です。ストーリーは、まぁありがちといえばありがち。でも前作同様非常に魅力的なキャラクターや、各キャラにぴったりの声優さんがそのありがちな展開を忘れさせてくれるほど中身を盛り上げてくれます。ただ基本的にはバトル→ちょっと会話イベント→バトルの繰り返し。ショップも舞台が孤島なんで、一つしかなく、町等は一切出てきません。サブイベントは準備されてますが、見るためには折角潜った地下からわざわざ地上に出ないといけませんし。でもまぁ。個人的にはそれらを含めても星4つがつくくらい楽しかったです。バトルは本格的なSLGなので、買って大損するということはないと思います。
Retrograde Planets: Traversing the Inner Landscape (Contemporary Astrology)
この本は、タイトル通り、逆行に焦点を当てて書かれた、非常に興味深い内容となっています。逆行についてこのように詳しい説明がなされている本を読んだのは初めてでしたので、とても勉強になりました。本は4部構成になっていて、第1部では逆行がどのようなメカニズムで起こるのかについて、第2部ではインナープラネットである水星と金星のネイタル及びトランジットでの逆行について、第3部は火星以遠の天体のネイタル・チャートにおける逆行について、第4部では、火星以遠の天体のトランジットでの逆行について、詳しい解説があります。
第1部では、逆行というのは、インナープラネットでは天体が太陽と地球の間に座すときに生じ、火星以遠の天体では天体が太陽とオポジションの位置に近づき、地球が天体と太陽との間に座すときに相当します。共通点は、天体が地球に最も近づくときであるということから、逆行は主観性や個人的体験、という概念と深い関係があるとされています。
ネイタルで逆行している天体を持っている場合、その人はその天体が持つ性質を外に表すのにためらったり、不安になったりするため、その性質を隠したり逃げたりして、その結果その性質を伸ばすことが遅れたり、内向もしくは内省的になったり、非社会的でエキセントリックな性質を持つこともあるそうです。もう一つ、元々ネイタルの天体が逆行している人は、プログレス天体が逆行から順行に戻り、ネイタルの位置に戻るタイミングなどが、人生で大きな転機になることもあれば、ネイタルで順行している天体がプログレスで逆行するときにも注意が必要なようです。
水星の逆行は火の要素→地→風→水、のように6年間で一巡します。これに対し、金星は8年に一度同じ場所で逆行し、チャートを144度ずつ回転していきます。144度=360度÷5×2という式で表されるように、5に由来する数字です。5という数字は、創造性を表すとされますが、金星の逆行もそれまでと違う創造性を生み出すような期間となることもあるようです。金星は天秤座と牡牛座の2つのサインを管理していますから、ネイタルで金星が逆行している場合、心理的及び肉体的な愛情の発達に問題があったり、もしくは母親像が統合されていなかったり、価値観の善し悪しの判断が難しい、などという現れ方をすることもあるのだそうです。
火星以遠の天体の中では、火星は逆行中に太陽とトラインを形成しないという意味で、異色なのだそうです。火星は地球から外にある天体の中で一番初めの場所にありますから、火星は太陽、水星、金星の力を外、もしくは社会的に発揮させるために非常に重要な役割をしていると考えられます。そのため、火星が逆行している人は、抑圧されているような感覚を持つこともあるようです。次に、木星の逆行は比較的問題はないとされますが、土星の場合は、父親像に問題があるということはNoel Tyl氏も指摘しています。最後に、土星以遠の天体については、個人的というより世代的な特徴ということで、太陽など主要天体とリンクしていない限りは、あまり重視しなくて良いとされています。解説では、様々な人の例も多く掲載されているので、読みやすい本なのではないかと思います。
Silver Chaos −トリプルセレクション−
ストーリー重視、重いの暗いの大好き、いい年齢の人間から見た感想です。
偏見と独断に満ちており、ネタバレも若干ありますのでお気をつけください。
画が美麗で、前々から気になっていたソフト。3本入っているなら、これはお得だと思い、購入。実はまだ途中です。2で止まっております。なんとか最後までプレイしたい・・・。
3本とは言っても1つはファンディスクですから、実際には2本です。ファンディスクは・・・画とささやかなHシーンのみだと思っていいのでは。CGの主人公が華奢になっていて、少し不満でした。でも壁紙等、とてもキレイで可愛いです。
1の感想。画が美麗で可愛い!!!! 可愛い少年でも、中々男らしい体格。バランス良く、しっかり描かれているのがとても素晴しかった。画にはとてもこだわりを感じます。立ち絵もCGも良かったです。
システムも快適。簡単ですが、必要なものは揃っている印象。声優陣も豪華です。
難易度は極簡単。ストーリーも前半は2つ、後半1本と思っていいです。
良くある中世の冒険RPGをアドベンチャーにしたような内容です。主人公がいかにもRPGの勇者の外見、キャラもいかにもな戦士、王子で、変な面白さがあります。
だから話が単純でキャラが薄くても、個人的に好きじゃない(乙女げーによくある)寒いギャグがあっても中々楽しめました。
私がつまづいた2。色々問題がある気がします。
2は1のキャラをそのまま持ってきて、設定を変えています。これがどうも悪い結果になった気が。性格が同じなのでつまらない。
1番の問題はストーリー、設定の稚拙さ。SFをナメてんのか、というような浅い未来社会像。世の中は大半が貧困で荒れているのに、全然そう思えない。主人公が警察官になる場面から始まるのに、実は一日何度も薬を飲まないといけない身体。警察組織も、肝心の捜査もいい加減。挙句のはてにものすごいファンタジーになっちゃって、ひっくり返りました。
SFだってファンタジー。でもありえない設定のためには、細かいところをきっちり固めなければ説得力皆無になってしまいます。中世ファンタジーでは大丈夫でも、現代に似た未来社会では無理がある。
キャラもみんな警察官なのに、悲しいくらい単純で幼い。渋くて大人らしい、カッコイイ画だけに残念。
萌えの要素、美麗な画、豪華声優陣、痒いところに手の届くシステム(前の選択肢に戻れる)などが素晴しいだけに、説得力の無いストーリーと設定が残念でなりません。
まだ一人目の攻略中なのに、先をやるのがほとんど義務感からとは・・・(x_x)
設定、ストーリーにこだわらない!という方にはお勧めかもしれません。
お得感を考えれば、星4つにしてもよかったのですが、2の残念さがどうしても足を引っ張り、3つになりました。