DREAM PRICE 1000 久保田早紀 異邦人
2003年に流れたSANYOのテレビCMを見てこの曲「異邦人」を知りました。当時、卒業論文でアルベール・カミュの同名小説「異邦人」を読んでいたこともあり、また、夏に南アジアを3ヶ月旅したこともあり、この曲は非常に深く僕の心に染み入りました。日常生活の中でふと心をよぎる異国の風景、そしてそこをさまよう旅人のイメージがとても心地よい印象を心に残します。その他、「夢飛行」「ねがい」など、オリエンタルな異国情緒漂う曲は心の中にだけ存在する異国への憧れをうまく歌にしてあらわしているようです。
実際、インドの首都ニューデリーの近くにある町、アグラからジャイプールへ向う道でCMと同じような風景の中を通った時、心の中で「異邦人」が流れつづけていました。
夢がたり
このアルバムを初めて聞いたのは20年以上前で私が高校生だった頃です。当時ヒットし、よくTVで流れていた「異邦人」も良かったのですが、このアルバムに収録されている「プロローグ」、「朝」、「白夜」が特に好きでした。そしてなんといっても久保田早紀の透き通るような美しい歌声がかもし出すこのアルバムの持つ独特な雰囲気が大好きでした。そのころはお小遣いがあまりなく、アルバムを買うことができず友人にテープに録音してもらい毎日のように聞いていました。時を経て、まさか今CDで新品で販売されているとは思いもよらず、驚き即購入しました。久しぶりに聞くとすぐにあのころの感動がよみがえりました。20年以上たってもやはり良いものは良いと実感しました。
GOLDEN☆BEST
大ヒット曲「異邦人」しか知りませんでした。美しい声の方ですね。スピーカーとアンプ買かえてよかったです。
今まで、一発屋かと思ってました。曲も音もいいのですが、時代を感じさせる言葉と、思わず「暗い、、、」と受け取ってしまうような歌詞なので星4つです。確か、キャラバン何とかという番組のテーマソングだったような気がしましたけど。この番組を見て海外旅行が、特別な事ではないと感じた記憶があります。本当に素敵な声です。