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幻想水滸伝V Play Station2 the Best 1の9年前の話ですので、1に出てきたキャラも数名登場しますが、データコンバートなどはないので、知っていれば楽しいよ、くらいです。
4の話も出てきます。主人公は女性が王になるファレナ国に生まれた美しい王子です。お供キャラは部下の美少女リオン(かなり好き嫌いが分かれるキャラクターかと)。

絵柄が綺麗ということもあってか、どのキャラも大抵美形でいい女・いい男。
特にメインキャラクター達は美形揃い。もっと草臥れたオヤジやらおよそ可愛くない女の子とか、多種多様にメインにいてもよかった気がします。
さらにどこの層を狙ってなのか、萌え系キャラが異様に多かったです。スタイル抜群お姉さま、お兄ちゃん子なわらわ喋りの妹、どこまでも尽します暗い過去を持つ健気系自己犠牲系美少女、飄々としてつかみ所のないけど芯の強い美少女…など女王国なだけあって王子の周りはものすごく王子の為に命かける美少女だらけです。

前作の4ではとても孤独な主人公だったのでギャップがすごい。
しかし、敵方が「敵ながらあっぱれ」と思うところが一切なく、いまいちパっとしません。
基本的に王族貴族の内輪もめストーリーなので、主人公(王子)の周りの騎士や貴族以外の仲間の印象が非常に薄いです。
個人的にシリーズはじめて108人の名前も顔も覚えきれない作品でした。
もっと脇にも力を入れてくれよ…と。

最終的にこの作品を好きになるかはおそらく、お供キャラの「リオン」が好きか嫌いか、騎士の中に好きなキャラが出来るか出来ないかでかなり変わってくるかと思います。

操作性やシステムはやはりだいぶ改善されており、
システムも原点回帰ということか、1&2を意識して作られているようで、6人パーティーのターン制の戦闘です。そして3のスキル制も取り入れてあります。3の時は強くなりきったキャラクターはどんどんスキルが溜まって余ってしまうもったいない状態でしたが、5ではそれを手数料分引かれるものの、他のキャラクターにまわすことができる仕様になりました。これで弱いキャラクターのスキルポイントを上げるのにも便利に。

ゲームとしての評価はそこそこ良くて、ゲーム性は面白いですが、
プレイしていて不快に感じる味方キャラクターの数々や
えらく小規模というか王族貴族の内輪モメに一般人を巻き込むストーリーというか、
ストーリーやキャラクターにあんまり魅力を感じませんでした。

★はあくまでゲーム性に。

斑鳩 飛鉄塊 銀鶏 [白] (1/144スケール プラスチックキット) 私はロボットのプラモは下半身から組み上げ、まずは立たせるというクセがあるのですが、
ためしに本キットも台座〜本体中央と組み上がった段階で、待ちきれずに飾って見ました。
ちょっとバイクに似たフレーム、剣の切っ先から後方に向け、反り上がり広がる白い翼・・・
はじめはサイドユニットに目を奪われがちですが、中央部分も一振りの宝剣のごとく美しい。

自在に可動するアームではなく土台はPVC製ですが、製作、飾る意欲の湧く台座。 銀鶏の名前の
由来は同名のキジ科の鳥だと思うのですが、この鳥の羽の様子やどんな色をしてるかなど
を画像検索で調べたりすることも、キット製作の参考やモチベUPに多少はなるかも知れません。

見所満載のサイドユニットは、着陸脚及び、3枚連結した小翼の折りたたみを差し替え再現。惜しむ
らくは、ここが左右2組分あるのに対し、デカールは1組分という点です。 マスプロ商品で造形を省か  
れ易いのが、強度や可動優先となる武装などの接続部分のパーツ。 しかし、この小翼の接続部に対す
る壽屋さんの答えは ”両面からのスライド成型による緻密な造形の部品を接着する”というこだわりよう。
かなり薄い翼に小さめの接続部品を角度調整しつつ接着する作業は、少しはコツがいると思います。
しかし、接着が必要なのはここのみ。部品数は抑え気味で作業面でも多くの点で斑鳩のキットに比べると
らくに進むと思います。 ただし、小翼の切り離しと左右バインダー後端の突起ぐらいは気をつけないと
?! 折れた!やっちまったあぁ・・・と後悔とともに死すことなし・・・皆の衆・・・良いな?

子とり和牛 上手な飼い方育て方 1984年初版ということでちょっと古めの部類に入る本である。

畜産系の本というのは技術関係の内容という物は極めて少なく、特に和牛に至ってはBSEや口蹄疫の絡みから食品問題をテーマにした物が目立つと思う。事実、大型書店の専門書の棚でもあまり見かけることが少ない。そのような状況下で意外と見つけることが出来るのが本書である。手に取った方もいらっしゃるのではないだろうか。

和牛飼養管理の初心者を対象にしたわかりやすい内容が好ましいのだが、ちょっと詰め込みすぎかな・・・と思うところもある。牛の管理という物は確かに新しい技術(酪農からの技術応用だったり、試験研究の結果からだったり・・・)の導入ってのは当たり前なのだが、その一方で飼養管理の基礎的な部分というのは不変だ。受胎後の維持期〜妊娠末期(分娩前2ヶ月)〜泌乳期(分娩後に子牛がミルクに付いている時期)の繁殖牛のエサのやり方、季節に応じたストレス対策、子牛のワクチネーション・・・。そういった物のうち本書では「1年1産」について多くの項が割かれる。

基本を再確認してみる・・・という点で手元に置いておいても良い本なのかもしれない。

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