つる姫じゃ‾っ! (1) 愛蔵版
ベルばらとエースとつる姫が同時掲載されていた週マはすごい雑誌だったと思います。
残念ながら別マを買っていたのでおこづかいが足りず、姉の友人に借りるか、姉が買った単行本を読むしかなかったのですが。
トイレねた、不潔ネタなどもありますが、読むと必ず、げらげら笑って、気分爽快です。
つる姫じゃ~っ! (1) (中公文庫―コミック版)
大好きなこの本にあえて星4つの理由は、まだ一巻だから。後になればなるほどキャラクターが暴走して、エンジンがかかって、おもしろいのです。
お上品といいがたいけれど、とても笑える漫画です。時代はテキトーところは多分日本、そんなええ加減設定の中でハゲ姫が大暴走。キャラクターがとても愛らしい。悪い人がいません。私はつる姫と家老が特に好きです。
実はこの本は母が独身の頃から好きだった漫画で、娘の私へと二世代続いて愛読されている漫画であります。愛すべきミーハー土田先生は当時のはやりものをふんだんに取り入れてらっしゃり、「あぁ、こんな時代もあったのね」っていうような、そんなところもまた良い。フィーバーだの、ディスコだの。
とにかく台詞が軽くて語呂が良くて最高。笑えます。お気に入りの漫画です。
東海道中膝栗毛―マンガ日本の古典〈29〉 (中公文庫)
土田よしこ先生の昔からのファンなので購入しました。はっきりいって「つる姫じゃ〜っ」を想像していると裏切られます。ただ、原作が古典ということもあり、土田先生はだいぶ苦悩なさったのではないかと思います。原作のニュアンスを崩してはいけないというあたり・・。
でもやじさんのキャラはつる姫を彷彿させるところもあります。土田ファンだったら押さえておきたいですね。