蔵出し名作吉本新喜劇 岡 八郎 1 [DVD]
船・場太郎さんや山田スミ子さんマドンナ当時滅茶苦茶綺麗だった中山みぽりんとの絡みが見たかったなぁ…ビールの栓奥目で開けようとするギャグ見たかったなぁ…ちょっと消化不良かな…(>_<)
只今、ご紹介にあずかりました岡八郎でございます。
土曜日は一目散に家へ帰り、テレビから「フンワカ、フンワカ・・・」の吉本新喜劇オープニングのテーマを聞いて、ようやく一息つけた、そんな小学生時代を過ごした御同輩は一読あれ。
関が原を東に越えると、誰も岡八郎の名前を知らなくて愕然としたあなた、一読あれ。
「エゲツナー、クッサーの岡八郎やで。ほんまに知らんかア」と念押しても、「しんないよ」と冷たくあしらわれたあなた、一読あれ。
ジャムセッションのスリリングなアドリブに、にやりとする御仁なら尚のこと。
装丁よし、フォトよし、巻末付録はご機嫌。にも関わらず、
かつて吉本は喜劇のモダンジャズやった。俺はそうおもったな。
蔵出し名作吉本新喜劇 花紀 京・岡 八郎 [DVD]
確かに画質は悪い。これはどうしようもない。なんとかしてほしい。ただし、中身は別です。小学生のころ、「将来は花紀京さんのような大人になりたい」と子供心に思っていた私としては、とても楽しむことができました。わがままで、いい加減で、無茶苦茶。派手なギャグはないし、どこが面白いかと聞かれるとうまく説明しにくいけど、とにかく面白い。そんな「京やん」の魅力は十分味わうことができます。吉本新喜劇の登場人物のように「欠点だらけだけど、憎めない」一品です。そうは言っても吉本さん、もうちょっと画質のいいものも期待しています。
泣いた分だけ笑わしたる
吉本新喜劇でまさに育った私にとっては岡八郎、花紀京はゴールデンコンビだった。そのはっちゃんが姿を見ないと思っていたら、こんな数々の事情を抱えていたとは…。舞台に立つ人の苦悩や人間に起こりがちな驕り、決してはっちゃんだけのことではないとも思った。特に娘の裕子さんが父のため振り回され必死になりつつも、何とか自分の立つ位置を探そうと苦悩する姿は人事とは思えず感銘を受けた。いつからでも遅くない、やり直すには…。