謎の彼女X 6(期間限定版)(Blu-ray Disc)
可憐な卜部嬢と我らが陽子お姉さんがパッケージを飾る最終巻です。
(椿くんは最後まで裏面でした。2期があったら表面にも出してあげてw)
アーマード・卜部嬢VS策士早川嬢の
涎で涎を洗う壮絶なバトルに終止符が打たれる
11話「謎の文化祭」
VS早川戦後、妄想全開の椿くんとヤキモチ・デレ具合全開の卜部嬢が
良い意味で暴走気味のアニメオリジナル要素を含めつつ、お互いの距離を縮めていく
12話「謎の『ぎゅっ』」
そして将来卜部嬢がその一員に加わるであろう、椿一家の家庭事情を絡めつつ
お互いの繋がりを再確認する感動の最終話
13話「謎の彼女と彼氏」
が収録されております。
特典は渡辺監督、吉谷さん、池田Pさんによるほんわかしたオーディオコメンタリー
原作「謎の肉食女子」のドラマCD
(今回の卜部嬢、目茶目茶かわいいっす、いやホント身悶えるほど。是非映像化お願いします!)
それとPVとCMの映像特典になります。
今回で一応シリーズは終了となりますが、
振り返ってみると1話から最終話までハズレ回のない恐ろしいアニメだったとつくづく思います。
最終話の台詞や演出はオリジナルのものが多分に加味されているのですが、
作り手の愛ゆえか原作の良さをさらに引き出しており、
木漏れ日の下を2人が歩いていくシーン(私的に一番お気に入りのシーン)の仕草を見ていると
胸がポカポカと温かくなって目頭を抑えずにはおれません。
人それぞれ好みはあるでしょうが、ハマれば10年に一度のラブコメだと思っております。
一話を無料視聴できるコンテンツもありますので、
一話を見て何か心に留まるものがあれば最終話までの視聴を絶対的にお勧めします。
それでは一話から見直しながら2期まで(心の底から2期お願いします。)待つとしましょう。では。
新装版 ディスコミュニケーション(3)冥界編3 (KCデラックス)
冥界に落とされた松笛くんを追って、戸川さんも目指した前巻から・・・
おなじ本人でありながら、違う時間に属する松笛くんと戸川さんのアプローチが始まります。
目指すは、冥界(シバルバー)の頂上に幽閉された戸川さんの心。
冥界のものたちは、彼らの侵入を阻止しようと懸命に誘惑をし、欺きます。
一人ひとりの心の中にある根源と運命を知り、命の儚さを受け入れつつも、勇気を持って凌駕するのも人間。
主人公二人を通じて、私たちは時間の高みに飛び上がります。 これは第一級の「神話」です。
夢中になって読み進めるうちに、「今の自分」を忘れてしまいました。
夢使い1 初回限定版 [DVD]
イメージを持った作品だと思う。
住んでるところで放映されてなかったため、レンタルを待っていたが、
貸し出し予定がなかったため賭けで購入してみた。
作画の乱れもなく、物語も丁寧に作られている。特に2話は
ハジメのキャラがとても好感が持てた。
キャラクターに違和感を感じない声優陣。
オープニングの曲もとても良く、原作好きな人にもオススメ。
レンタルで借りられるなら、見てからの購入が良いだろう。
新装版 ディスコミュニケーション(1)冥界編1 (KCデラックス)
偶然に見たアニメ「謎の彼女X」を大変気に入り、コミックにも手を伸ばした者として、
次に植芝先生の「ディスコミ」にトライしてみました。
エッチだ、変態的だ、背徳的だなどと、肯定的とはいえ、ずいぶんなレビューが多かったので、
ドキドキしながら家人に隠れて読みました。
が、私の基準では完全にセーフ。不思議な恋愛ストーリー、それにマッチした独創的な絵柄、
描き込みの密度など、one and onlyであるとともに、大変魅力的です。
細かい事を積み上げるのが好きな人には合うのではないでしょうか。お薦めできます。
17歳の彼氏彼女ですからセックスが何たるものかはそれなりに理解していて、その上で節度を
持って、「何故好きになったのだろう」という疑問の答えを求めて、摩訶不思議な出来事に
遭遇しつつも、ちゃんとお付き合いしている様子が、なんともかわいい。
イベントは神話的でドロドロしたところがありますが、主人公たちは至って清潔な雰囲気です。
誰もが見えるように本箱に並べ、気がついた人に、「このコミックなかなか良い味だよ」と
得々と説明を始めてしまいそうです。
新装第1巻は主人公:松笛君と戸川さんの重大な危機で終わります。第2巻が待ち遠しい。
謎の彼女X 6(期間限定版) [DVD]
第11話「謎の文化祭」:早川が仕掛ける椿の危機の後編です。なんと7分間以上、ヒロイン
卜部と恋敵早川が椿の前で全裸で張り合います。最大のライバル早川を退けた卜部の
「うそだよーっ」が最高。椿が自分はつくづく男の子だと感じる回です。
第12話「謎のぎゅっ」:二人ともお互いを見ては赤くなりっぱなし。コミック第35、36話の
「謎の妄想」。パンツハサミは今回で見納めです。妄想を拡大しながらも互いをしっかり
意識した後、オリジナルの夢のシーンを加え、第9話「謎の合図」の抱擁シーンを繋いで、
二人の心の結びつきがしっかり描かれています。そこにEDの前奏が長くかぶせてあるのは、
原作からちょっと踏み出した「写真」回と同じ。アニメスタッフの原作者への挨拶なので
しょうか。それにしてもバニーガール姿の卜部がつく餅に揉まれる椿の夢は危ない。
最終第13話「謎の彼女と彼氏」はコミック第19話「謎のお姉さん」と第12話「謎の記憶」
2編の合体。原作前半では一番と言ってもいい印象的エピソードを使い、卜部には
「私も将来、あなたにとってそんな存在になりたいわ。」なんて言わせ、前髪を上げた
卜部最高の頬笑みに、EDテーマ:「放課後の約束」の2番を初めて持ってきて締めるとは、
脚本:赤尾でこ女史を初め、全スタッフが、第2期など考えず、贅沢に全力投球の
大純愛ハッピーエンド最終回を渾身の覚悟で作ってくれたのだと思います。
その想いが伝わってきて涙もにじむ大団円ですが、ここで終わるのでは本当に惜しいアニメ
です。よだれとか変化球を少し混ぜながらも、基本は素朴な純愛アニメで、フェティシズム
の皮を被った正統派ドラマとして記憶に残る傑作と言い切りましょう。
【オーディオコメンタリー】は、吉谷さんと渡辺監督で始まり、キングレコードの池田さん
が加わります。監督は吉谷さん自身も知らなかった「卜部の声」をオーディションで
見逃さなくて良かったと心から思っている様子。最終話の収録の思い出が興味深い。
そして、視聴者としても吉谷さんの最後の望みが叶うといいですね。
【特典映像】は1分半のPV、番宣スポット2種。
【特典CD】はスペシャルドラマCD vol.2「謎の肉食女子」。原作第49、50話から。バックの
クラスメートの会話やグランドからのクラブ活動の音、猫の鳴き声なんかがドラマCDの楽しさ。
【封入特典】8ページブックレットでは、植芝先生のアニメへの惚れ込みようが面白い。
それにしても、素晴らしい最終巻のジャケットがお墓の絵をバックにしたお姉さんと
晴れ着姿の卜部というのは、アニメの中身そのものとは言え、ちょっとシュールです。