あぶない刑事 VOL.1 [DVD]
「あぶない刑事」は「俺たちの勲章」の続編とも言える刑事アクションだ。舞台は同じ横浜だが、時代が10年違うので街の様相もだいぶ違う。製作会社も東宝から東映に変わったが、主演ふたりのニックネーム「タカ&ユージ」は優作&雅俊コンビの役名から採られている。まあ本作の方がよりコメディ色が強いが、それでも第一話「暴走」の脚本は優作御用達の丸山昇一だったし、関連性は強いだろう。それから「あぶない刑事」といえば、何といってもゴールドのレパードだ。これがホレボレするくらいにカッコいい。車雑誌のムックでも今だに新刊で特集されるくらいだからね。当時はソアラと覇権を二分した「ハイソカー」の先駆けだったが、これを横浜市内でカッ飛ばす様には本当に憧れた。第一話でいきなり登場するのは、当然スポンサーへの配慮もあろうが、今観ると「もうひとつの主役登場」的な出方がいかしている。もう赤レンガ倉庫周辺の線路は取り外されているが、まだ一般公開はされていない時代、このあたりがよく主戦場になった。タイトルはずっと「漢字二文字」を貫いたが、後半の予告編で柴田恭平が「そろそろ苦しいよね」と言っていたのが笑える。中華街、伊勢佐木町、山下公園、横浜公園なども頻繁に登場したが、今となっては横浜松坂屋ロケも懐かしい(それも西館ロケ)!横浜市民にとっては宝物のドラマである。星は4つ。
スカイネット 1/43 ダイキャストムービーコレクション No.16 もっとあぶない刑事 港302 覆面パトカー (ダークブルーツートン)
外装箱は前作(港303号、5号)同様、赤煉瓦倉庫とミラーに弾痕のシブイ演出。車両も精巧で、TLアンテナ、無線機、サンルーフ助手席側の前側に意図的に置かれた赤色灯といった、まさに「あぶ刑事の港302号」を破綻無く再現している。さすが、アオシマ製といったところです。
あぶない刑事 [DVD]
映画版ではシリーズ内で一番面白いかもしれない。タカと勇次とがフラメンコ?を踊りながら、港署内に入ってくるシーンは、知っているはずなのに、何度見ても面白い。こんな作品は日本映画では、もう出ないのではないかという気がする。
タカと勇次とのウィットとユーモアに富んだアドリブは最高。
中條静雄、ベンガルなど脇役も充実していて内容も楽しめる。
歴史に残すべき1本、子供にも是非見せたい一本である
1/24 あぶない刑事 No.01 あぶない刑事 港303号 覆面パトカー
昨年冬に、前期F31レパードが新金型で発売されたので「これは近々、あぶ刑事版が出るな」と踏んでいたところ、やはり出ました。アオシマさんの新金型モデルだけあって作りは精密。赤色灯、TLアンテナ、無線機もちゃんとついてます。しかも三角パイロン付き。また箱絵も新規、横浜赤煉瓦倉庫をバックにした大変素晴らしいものです。2箱買いましょう。