20歳は過ぎたけれど 『ママはぽよぽよザウルスがお好き』リュウ&アン成人編
「ママぽよ」のころからシリーズ全部読んでいます。
ちょうど息子が保育園の頃からはじまって、反抗期を過ぎて青春期に突入したところなので、成長と共にとても共感しながら読んでいます。
特に、成長した息子と買い物がてら板橋●ティで(母だけが喜び勇んで)映画見るところなんて、あまりに同じすぎて、苦笑してしまいました。
このシリーズは、何故これだけの支持を集めて、毎号お金を出して買って読みたい気分にさせるのか?
一番の理由は、どの話にも、「あるある感」でクスッと笑える場面と、
青沼さんの子どもたちに対するいっぱいの愛情を感じさせる、ホロリとさせられる場面があるからだと思います。
親は何故無条件で自分の子どもを愛せるのでしょう?
作者は「二度ともどらない自分の青春をもう一度見ているよう」と表現していますが、
子育ての醍醐味は、「自分の人生を二度生きているようなワクワク感」に尽きると思うのです。
失敗して、傷ついて、それでも前だけを向いて進んでいく子どもたちに対する優しい眼差しは、
多少形は違っても、同じように未熟な人生を生きてきた自分への愛しさと重なるからなのだと思います。
結婚して、孫が生まれて、おばあちゃんになってもずっとシリーズ続けて欲しいです。目指せ「孫ぽよ」!
かわいいころを過ぎたら アン18歳 ~『ママはぽよぽよザウルスがお好き』 アンの思春期ルポ~
ママぽよが最初にはやったときは知らなかったのですが、
その後自分が親になって育児漫画を
結構読みふけっていたとき、ママぽよシリーズを知ってずいぶん助けられました。
その当時から美化の少ない描き方で、こういっては何ですが、
うちのほうがましかも。。と思わせてくれたりして、でも、
子どもにほとほといやになるときと、でもやはり可愛い、と思うときとのバランスが
絶妙に描かれていたと思います。
当時からアンの方がいろいろと物事がスムーズに行きそうではない
性格だな、と感じていましたが、(要領よくたちまわれそうでもありましたが)
いざこの思春期編を読んでみると、
やはりリュウの方の漫画とは違っていろいろ波瀾万丈でした。
私はおもしろかったです。理想的親子関係!とかいうのではないのですが、
まず、何のかの言ってアンちゃんが自分がしたいことがちゃんとわかっていて、
しかもそれに対しての世間の一般的視線に負けないこと、これは素晴らしいと思いました。また、とりあえず金銭面での援助はともかくとしても、したいことに対しての
努力はちゃんとしていること(世の中には楽して結果だけ得たい人があふれていますので)、また、親の意見もくみ、ちゃんと定時制を卒業したこと、
この重要な点が筋が通っていて、読んでいてすっきりしました。
同時に青沼さんが、『世間体を気にして悪い?せめて高卒であってほしいと思って悪い?』と言ったシーンをちゃんと描いているのも好感を持てました。
『世間体を気にする』というのは悪いことのようですが、しかし
全く気にしないで生きていける人は少ないですし、建前をいってみたところで
ほとんどの人は気にしているのが事実です。しかし、青沼さんは
そこは白状した上で結局娘の「やりたい」という気持ちをサポートすることを選びました。この親子の選択の結果、将来がどうなるかは誰にもわからないことですし、
「とりあえず高校だけは出ておけ』『大学だけはいっておけ』みたいに諭すのが
大人の責任、のように思う人もいるでしょうが、
青沼さんとご主人が「アンがしたいという気持ちを信じてやった」ということは
どんな結果になってもアンにはとても大きなことなのではないかと思いました。
蛇足ですが、わたしにはこれは『美化』しているようには読めませんでした。
ママはぽよぽよザウルスがお好き(1)
題名と絵の可愛さにひかれて購入しました。元々の作品はだいぶ前に書かれたもののようですが、
全然古い感じはしませんでした。
現在初めての子育てに悪戦苦闘中の私にとって、すごく勇気づけられ、参考になりました。肩の
力を抜いていいんだよ、って言われている気がしました。育児の悩みは今も昔も変わらないんで
しょうね。何度も繰り返し読んでいます。
ママはぽよぽよザウルスがお好き DVD-BOX1
この「ママぽよ」のDVDBOXは、本編はもちろん★5なのですが、その特典が★5では足りないくらい個人的には良いです!
原作者・青沼貴子先生書き下ろしマンガを収録した、特製ブックレット。
映像特典には、OP&EDのカラオケ(ボーカルなしのただのOPなどではなく、モロにカラオケ屋に流れる映像&曲)が収録されています。
自分は、買ってとても満足できましたので、是非オススメする商品です!
ママはぽよぽよザウルスがお好き DVD-BOX 2
この「ママぽよ」のDVDBOXは、本編はもちろん★5なのですが、その特典が★5では足りないくらい個人的には良いです!
原作者・青沼貴子先生書き下ろしマンガを収録した、特製ブックレット。
映像特典には、OP&EDのカラオケ(ボーカルなしのただのOPなどではなく、モロにカラオケ屋に流れる映像&曲)が収録されています。
自分は、買ってとても満足できましたので、是非オススメする商品です!