薩摩のパイロットゆんちゃんの栄光の雑記帖

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鉄歌(てつうた) 〜鉄道会社の歌〜 鉄道会社にまつわる名曲をあつめた1枚。確かにありそうでなかったコンピだ。買い求めた理由はJR九州の応援歌『鉄路轟轟』が目にとまったからなのだが、鉄板の同社社歌『浪漫鉄道』を始め旧・国鉄の社歌『鐵道精神の歌』のオリジナルバージョン(原盤が古いため音質は悪い)やローカル線のユニークなイメージソングも多数収録されておりポイントは高い。全国の鉄道会社を網羅していないところが物足りないが、解説が充実していることと、何よりも初めての試みということで第二弾への期待を込めて少し甘めの5つ星とした。
Train Simulator 京浜急行電鉄本線・久里浜線(600形) Windows版 パソコン版ではPS2とは若干違って、最初からそこそこの路線を
楽しめるわけではなくて、徐々に増えていくといった感じに
なっています。始めは普通列車のみができ、試験にクリアー
していって最終的に快速特急、品川ー三崎口間を運転できると
いう形になっています。この段階を踏んでいくことによってより熱中できると思います。

0点主義 新しい知的生産の技術57 「新しい知的生産の技術」という副題がついていますが、従来の梅棹忠夫、外山滋比古氏らの、学究的な知的生産術とはひと味ちがい、「幻想文学」「魔術・オカルト」「博物学」「風水」「水族館」「図鑑」「美術史」「博覧会」などなど古今の膨大な資料を渉猟したあげく、現代にこれらの新しい分野をたちあげ、ジャンルを作ってきた(ばかりか、『帝都物語』のような小説の大ヒットもとばした)怪物的な著者のこと、ざっくばらんな語り口の中に、ものすごいヒントがちりばめられています。

 「幸福感をともなった勉強は忘れない」「わからないことはそのままにしておく」「並列感覚で、いろいろなものを結びつける」「アドレスを設定し、そこにいろいろなものをくっつける」「本は一冊の中で、ある章だけを再読熟読」「オタクのようにひとつのジャンルで閉じてしまうのではなく、何本もオンラインをつなげておく」「アラマタ流メモ術」(これマインドマップですね!)などのスキルがすべて、アラマタ氏の自伝的エピソードをともなって、血肉として書かれています。

 だれも興味をもっていないものは隙間産業として、自分が専門家になれる可能性が高い、などビジネスにも役立つヒントも多いですが、なんといっても「面白いと思う」心が著者の人生を貫いているのはよくわかります。面白い、知りたい、ワクワク。無になって、いまの環境から新しいものを掘り出してゆく。そして自己評価は低くしておく0点主義であれば、どんなジャンルにでも挑め、失敗もオーケー、識者からも貴重な話がきける、などなど。
 平井呈一氏に中学のころから師事し、がむしゃらに洋書を読みはじめたエピソード、水産会社勤務で一番配属されたくなかったコンピュータ室で学んだことがあとで役立つなど、すべてのことが血肉となって熟してゆく、生き方自体に大きな感銘を受けます。「点が面に劇的に変わる無駄学」と著者は言っています。

 一番びっくりしたエピソード。アラマタ氏は大学時代に美術館で絵を眺めていて、日本画の魚は水中にいるさまが描かれているのに、西欧画ではなぜか必ず陸上にいたり、ひからびていたりするのはなぜか? と興味をもち、刺身を食べる人種の感性に思いいたったとのこと。すべてのことに「知」のヒントがある。

 個人的に自分は学生時代から、アラマタ氏の開いていった分野をあとから追いかけていった結果、今日の仕事についているとも言え、氏は唯一の私淑する師と思っています。一次資料のあの圧倒的な咀嚼力と、アラマタ流に展開する表現力、そのミステリーが本書で少し解けたような気がします。
 一般のビジネスマン向けのスタンスをとってはいますが、正攻法のビジネス論・知的生産術ではなく、むしろそこから半歩外した位置に立つことで、面白さをつかみ、逆転して大きなことが達成できる。そういう人生指南の本でもあります。

 どんな人にも(特にこれから人生を始める中高生には)ぜひ読んでほしい、最高にいきいきと自分を生きるための本としてお勧めします。

 

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