FATIMA DANCING
ドラムが終始ドタバタと忙しく叩いているのが印象的。全ての曲がそうなので疲れる。音は人工的な響きを伴った80年代サウンドで、曲により奥行き感を演出している。2と4は、我が家ではスピーカー後方2mくらいの所にドラムスが、スピーカー後方1mくらいにボーカルが居て、シンセ類が一番前という配置が聴き取れる。国内アーティストでこういうのは珍しい。
80年代は音を左右に並べるだけでは飽き足らず、前後にも並べようとした時代。でもそれで喜んだのは一部のオーディオマニアだけじゃなかったか。今じゃ聴けないサウンドだ。