子育てハッピーアドバイス ようこそ 初孫の巻 ~孫が幸せに育つために
姉が仕事復帰するため、孫の面倒を見る両親にプレゼントしました。
祖父はなるほど〜と夢中で読んでいました。
例を基に書かれているのと、漫画がわかりやすくなってます。
子々孫々に語りつぎたい日本の歴史2
終戦直後、GHQの靖国神社焼却処分案に反対し、それを阻止した人にローマ法王使節代理ブルーノ・ビッテル神父という方がいた。彼はマッカーサーに尋ねられて、次のような回答をした。
「靖国神社が国家神道の中枢で、誤った国家主義の根元であるというなら、排すべきは国家神道という制度であり、靖国神社ではない」
GHQは教育勅語を国家神道の聖典と断定していたから、結局のところ、彼らの見解は靖国神社を残し、教育勅語は捨てろ、ということになった。そのとおり我が国は国会で教育勅語の排除・失効確認を決議した。そして靖国神社は一宗教法人として今日に至っている。ビッテル神父からすると靖国神社と教育勅語は両立しない。
渡部昇一・中條高徳両氏は我が国を代表する知識人である。そのお二人が本書では何の説明もなく靖国神社と教育勅語をともに擁護されている。矛盾としか言いようがない。ビッテル神父は上智大学の関係者でもあったが、渡部昇一上智大学名誉教授はここをなぜ説明されないのだろうか。
教育勅語を日本人が誤って解釈し、GHQがそれを鵜呑みにして「神道指令」を発したことはすでに解明されている。この「誤解」を正し、その学術的真実を子孫に伝えることこそ、知識人の最重要事項のひとつではないだろうか。それで初めて靖国神社と教育勅語をともに擁護することが可能となる。
『元田永孚文書』『井上毅伝』からの説明なら誰でも確認できる。次回に期待したい。
力道山 デラックス・コレクターズ・エディション [DVD]
朝鮮半島出身であるが故に受ける差別、それを逆手にとった若き日の狡猾さ、
力道山を単なるヒーローとしてではなく、弱さや多面性を持った複雑な人間として描いています。
68年生まれにして、2004年の本作のため30キロもの増量に成功したソル・ギョング氏の役者魂に素直に頭が下がります。
怪しげな日本語を喋る日本人が登場する韓国映画は多数存在しますが、
本作のギョング氏は、ネイティブにはほど遠いものの
例えば「ロスト・メモリーズ」の張東健氏などとは比較にならないほど流暢です。
それが不快な気分にさせない大きな一因だったと思います。
レスリングの場面には多くの現役レスラーが登場します。
彼らと遜色ないとは到底言えないまでも、
興醒めしてしまうほど貧弱な、「只のデブ」ではありません。
如何にギョング氏が心血を注いだのか、本国での興業不振を嘆いたかが伝わるようです。
藤竜也さんは小柄ながら力道山を圧倒する、古い時代の侠客の迫力をみせてくれました。
中谷美紀さんはとても美しく、儚げでこれも好演でした。
レスラー達の演技も悪くありません。
総じて、出演者の技量を堪能する映画だといえます。
最後に、昔の力士はとても強かったことを書いておきます。
力道山が渡米する前、高砂(元横綱前田山)、大ノ海(のち花籠。初代若乃花、輪島の師匠)らがアメリカ本土で興業を行い、
タイツを履き現地のチャンピオン達とプロレス形式の試合をして全員に勝っています。
ハワイ出身の巨漢の元横綱の存在は嘆かわしい限りです。