ガラスの仮面 第十二幕 [DVD]
放送開始当初、約50話前後で単行本41冊を消化するのだと風の噂で聞いた時、半信半疑でした。けれど実際に蓋を開けてみて――。
本当に来てしまいましたね、梅の里まで。凄いです。怖いです。言葉も出ない・・・。よくもまぁここまで詰め込んだものだと。別の意味で関心します...
マンガだと紅天女の章に入ってからはどんどんスケールがでっかくなりますが(宇宙の心理etc....)。なにせこれは【超総集編】なので、神がかり的な部分が多少薄らぎ万人向けになってはいます。その点は評価できるんじゃないでしょうか。
妖鬼妃伝 (白泉社文庫―美内すずえ傑作選)
美内さんはガラスの仮面が有名ですが、ホラーでも良い作品があります。
この本には3作品が収録されていますが、そのうち有名な2作品を
紹介します。
「白い影法師」
2年E組窓際から4番目の席。そこは長らく欠番になっていた。そこに座って
6時間目になると生気を吸い取られるからだ。何も知らずに転校してきた
長谷部涼子は、たまたま死の席に座ってしまってから何かが自分の側にいる
気配がしてならない。霊能者照子とその謎に迫るが、そこにはある恐ろしく
悲しい事件が隠されていた。
美内さんのホラーの代表作です。クライマックスは中高生ならトラウマに
なるかもしれない。元々かわいい絵を描く人なのですが、ストーリーや
場面の展開が上手で怖い作品に仕上がっています。
<BR!>「妖鬼妃伝」
表題の漫画。些細な偶然が積み重なった結果、あるデパートの日本人形展に
入ったつばさと友人。そこにあった人形たちは皺や、ほくろ、白髪などが
生えている妙に生々しいものであった。忘れ物を取りに行った友人が人形展で
行方不明になった所から、異界への扉が開く。神術を操る盲目の美少年。
行方不明が絶えない謎の地下鉄。そして1000年の時を越えて存在する謎の妖鬼妃とは?
美内さんが綴るサスペンスコミックです。
BSマンガ夜話 ガラスの仮面 -美内すずえ- [DVD]
面白さは★五つだと思います。でも時間が短い!
ガラスの仮面は60分じゃ語りきれないと判断して、
-★しました。
岡田斗司夫さんの発言がおもしろい。
岡田さん曰く「月影先生はコスプレ」らしいですよ。
ガラスの仮面 49 (花とゆめCOMICS)
待ちわびた、49巻。
ふつーに楽しめましたけど、3歩進んで、2歩さがるといったような、
相変わらずジリジリとした展開。
真澄の苦悩、紫織の錯乱、振り回されるマヤ、亜弓さんの演劇への熱意、
前回に引き続き、各々がいろいろやってるといった感じ。
48巻で存在感が薄かった聖サンでしたが、今回はニヤリとさせられました。
いいじゃん聖、もう奪っちゃえよ!と思ったのは私だけでしょうか(笑)?
相変わらず、寿命がカメのように長い月影先生の、マヤへのアドバイスといい、
先生と、聖は、冷静な大人〜♪
それに比べて、真澄の優柔不断ぷりには「渇!」ですね。
紫織の執念深さには、つくづくイライラ〜!
なんですか、真澄が再度、結婚を承諾したら、紫織嬢はケロリと元気になるとでも?
ほんと、中身のない幼い人ねぇ。
まー、ラストを見るかぎり、絶望的な展開にはならないと思っていいのでしょうかね?
すんなり「決行」できるのでしょうか?
私は、雑誌の方は読んでいないため、その後の展開はまだ知りませんが、まさかあのまま、
真澄、車で事故死!とか、あわれ、狂った紫織に刺され死に!とかいった怒涛な急展開が
ないといいです。
紅天女からも、まだ目が離せません。
以前から不思議なのですが、どうしてこう、マヤや、黒沼グループはあれだけ
数々の賞を受賞し、実力も見事なのものでありながら、メディアは毎回、彼女らを小バカ扱いするのでしょうか?
「もう亜弓サイドで確定ね!」みたいな。
あれだけ、過去の評判を目の当たりにしておいて、なにを見てきてるの〜?
いろいろと興味深い内容の詰まった49巻でございました。
アマテラス 1 (花とゆめCOMICSスペシャル)
2巻(3巻と4巻をまとめたもの)より、1巻(1巻と2巻をまとめたもの)のほうが、話がすっきりしていると思います。
現在、私は3?歳。初めてこの「アマテラス」を読んだときは、女子高生でした。
友達と、早く続きが読みたいねとよく言ってました。
女子高生のころのほうが、夢中になって読みました。
ですが、、、「ガラスの仮面」と同様、、すごいな、と思うのは、一度読んだインパクトのあるシーンがずっと読者の頭から
消えないことですね。あのシーン、面白かったな、強烈だったな、もう一度読んでみたいな、そう思わせる漫画。すごいことです。
他の方も書いてらっしゃいますが、この漫画が完結するのかは、本当に謎です。
話自体は面白いです。
美内先生は、頭がいいなあ、よくこんなこと思いつくなあと思います。