わんことくらそう
わんことくらそう、というタイトルに偽りはありません。
イヌミミっ娘満載、ネコミミっ娘もいます。
ほのぼのした日常を、秀逸なテキストで生き生きと描いていて、本当に癒されます。
ただ、すこしやれば、もっともっと深い部分のテーマを扱っていることに気づかせてくれます。
本作は、別の多くのゲームと違って、獣耳っ娘は「あくまでペット」という考え方を貫いているゲームです。ペットとしての幸せ、そしてペットとの死別まで、マジメに考えて描いています。
ただの萌えゲーだと思ってプレイすると混乱します。特に本当に生き物を飼って愛した事のある人には要所で涙を禁じえないはず。現実のペットを風刺しているといってもいいかもしれません。
そういう意味で非常に貴重なゲームと言えるかもしれません。
絵は文句なく可愛いし、声もイメージにぴったり。
その他システム等特に不満はなく、テーマソングも本編につながっていていい感じ。
残念なのは、ボリュームがすこし足りないところ。ネタバレなので深く言えないのですが、基本は「人間ありき」という考えに起因してて…。
でも総合的に見て、★5つけていいレベルです。
ペット好きなら特にプレイする価値あり。わんことくらせますよ。
いぬみみ 2 (ジェッツコミックス)
どうにも内容がパッとしないですね。連載してるのが青年誌だから、エロ描写もOKな筈だが、いかんせん主人公が中学生だし、相手は犬(見た目は人間)だし、そっち方面の期待は出来ない。無駄にパンチラが多いんだが、見えすぎも考えものたまぁーに見えるくらいで十分です。ストーリーはほぼ、皆無で一話完結で目的とかもないんで、微妙ですね。せっかく絵がうまいのだから、これからの内容に期待していきたい漫画ではあります。
主人公の生き方が人型動物である「みかん」に与えた影響が大きいが、その基盤となるシナリオがしっかりしている素晴らしい作品。
ただ、欠点を申せば、起承転結の結の部分であれだけ素晴らしかったのに「肩透かし」をくらってしまう部分が難点。
結さえしっかり抑えていれば、文句なしだったのだが…。
だが、それを補うしっかりしたシナリオは申し分なく、これまでの作品とは比較にならないほど秀逸と言ってよい。
音楽に関しては、まぁまぁ
システムに関しては、若干不満があるが、まぁこんなものか?という感じだろう。
この作品を簡易に言えば、シナリオ重視で泣ける作品である。ということ。その辺が上手く描かれているため、「人型動物」という作品であっても何の違和感もなく、ゲームが出来たといえる。
ネコっかわいがり!~クレインイヌネコ病院診療中~
題名からして、ハートフルなにゃんにゃん物語かと思って始めたこの作品。初めは面白可笑しく展開し、各エンドでそれなりのストーリーとして終わりました。ふう、こんなもんかと思いきや!その後がありました。…え?な、何よその展開…そんなの悲しいよ…ってなわけで、ホロリときました。意外な展開、そしてそれの持つ意味…感動部分はあまり長くはかかれていませんが、今までを反芻すると、泣けてきます。
皆様が仰る通り、賛否両論のこの展開。ちなみに俺も「賛成」派です。これに似た展開は俺もよく使います。
加えて、イラストは綺麗だし音楽は良い!作品の完成度はかなり高いと思います。
これはストーリーを楽しむ意味でも、是非プレイしましょう。面白くて悲しい、そんな彼らの物語。
いぬみみ 1 (ジェッツコミックス)
個人的には面白いし、大好きです。絵も上手。初めはエルガとルナの見分けがつかなかった・・・。ありがちなとありますが、私は漫画が好きで結構読み漁っていますが、動物が人間になって・・・という設定の漫画ってそんなにありますかね?ストーリーもラブコメ?で面白いです。長編物の話も良いですが、短編のこの「いぬみみ」の様な作品も気軽に読めて良いですよ。個人的に新刊が待ち遠しい漫画の一つです。「可愛い」「犬娘」「日常」と表紙が気に入った方は購入される事をオススメします。