映画をあるていど観てる方が、映画を作る際、今までの知識をまとめてくれる一冊。認知して色んな技法を使えれば、良い映像を作れる可能性も高まる。この本は、それを手助けしてくれる、素晴らしい一冊。映画をいくら多く観ても、映画に対する見方で作品作りへの影響は変わってくる。この本を参考にして、映画の見方を変えてくきっかけにしてけば、読んで害になることはまずないだろう。
ピッピこと元メンバーの水口氏の視点から描かれたクールス結成前後の物語。
残念ながら、本書はクールスをリアルタイムで聴いたであろう読者の意に沿わない内容である。
なぜなら、読者がクールスの内情、特に岩城氏、舘氏、水口氏のクールス脱退のいきさつを詳しく知りたがっているのに対し、作者は70年代という熱い時代を舞台にした、爽やかな青春作品として描こうとしたからだ。
その上、作者の文章力に難があるため、青春小説としても満足に描き切れていないため、中途半端になってしまった感じが否めない。
一応、岩城氏の脱退と舘氏と他メンバーの軋轢も描かれていることは描かれているのだが、読者が期待するほど情報量が多くない。
しかし、クールスや水口氏、舘氏、岩城氏に関する書籍は少ないため、このような形で発表されたこと自体が素晴らしい。
もし、できるのであれば続編という形で舘氏脱退後のクールスについても書いてほしい。それが一ファンとしての願いである。
月に一分位、時間が遅れます。
完全に暗い寝室などではブルーのLEDが明る過ぎると感じるでしょう。
昼間は全くそうは思いませんが。
その他、概ね不満も無く良好です。
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