レココレでは、以前日本のロック、ポップスに関する本として「日本のロック/フォーク・アルバム・ベスト100」を出していましたが入門者の方とか日本のロック等について俯瞰的に知りたい、ガイド本が欲しいとお思いの方ならそちらの方をお勧めします。こちらは、例のアーカイブシリーズで以前レココレで特集した記事をそのまま再掲載するシリーズです。ですので、取り上げられたアーティストは深く掘り下げらられていますが、これで「日本のロック/ポップス」全部がつかめるというものではありません。
ただ、取り上げられているアーティストを通じて日本のロック、ポップスに関してここまで深く踏み込んだものはあまり見当たらないので、非常にありがたい1冊だと思います。
欲を言えば、というか不思議なのは、GSの特集はここに載らないの?キャンディーズ特集も載せるべきだったのでは?さらに、URC特集については追加訂正のコーナーでもっと拡大してほしかったなあと3点ありますが、まあ、ここまでの本を今出せるのはレココレだけなのでその頑張りに免じて星5としました。
今のロック・ポップスを知るには欠かせない1冊だと思います。ここで取り上げられたアーティストが作品が無ければ日本のロック・ポップスは随分と違ったものになっていたことは間違いないでしょうね。
今後もレココレの特集、増刊期待しています。
岩淵さんの唄はとても暖かい。聞いているとほっとする。なんともいえない心地よさとしかいえないが、全曲心にしみる暖かい曲ばっかりです。今の心失いがちな時代に大切な一枚ではないかと思います。
カラーの画像や資料も多く、ごくごく平均的なものだと感じました。
奥田民生・斉藤和義氏のインタービューや使用ギターの画像が
ないとかなり質は落ちると思います。
間違った表記もありますし、主観の多い文章など、gibson J-45の永久保存版と
本当に自信をもって言えるのかと・・・。
ギブソンギターブック1・2や丸ごとギブソンJ-45などを比べると
かなりミーハーな受け狙いの本にしか見えません。
個人的には、J-45を使用するアーティストやその名盤などの
記事を読んで「浅いなー」と感じた次第です。
店の広告なんかは必要ないと思いますけど。
正直言ってしまえば、僕はこのアルバムあまり好きではない。と言っても嫌いな訳ではない。ただ、収録曲の「風来坊」のように、掴み所もなくフラフラと僕の(心の)中を彷徨うのだ。 このアルバムは、メンバーの思いが前作「風街ろまん」で終焉を迎えて、各自それぞれの道を歩き始めた、そんな気持ちの込められたアルバムなのである。 どの曲をとってみても、出来はいい。ただ張りがないというか、秋(飽き)がきたのである。僕はこの一連の「はっぴいえんど」レヴューを季節に例えてきた。前進バンド「エイプリル・フール」の冬の時代から始まり、「はっぴいえんど」が春、「風街ろまん」は夏。そして「HAPPY END」は秋なのである。 とは言え、やはり名盤なのである。
フォーキーな音づくりをしていた彼が、いきなりティン・パン・アレイ の面々と作り上げた、ジャパニーズ・ソウルミュージックの最高傑作アルバム。 全てのソウル、R&B、シティ・ミュージックのエッセンスがいっぱい詰まった、えーっこんなんこの時代にもうやってたんっ!ていうグルーブ感いっぱいの作品です。 最近の氏のゴスペルに傾倒した(牧師さんなので、正当ですよ。教会ももってて、唄ってます)作品も好きだが、今でもこのアルバムは大好きです。 演奏も抜群にいいし、唄が胸に響いてきます。今のR&Bシンガーといわれる歌い手たちがいかに偽物か、よくわかりまっせ。
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