このエディションにはカセットテープがついている。このカセットテープにはA面とB面がある。A面とB面の間にオーメンが棲んでいるんじゃないか?
原作未読で1話を見ました。
「現代」での、超能力少年達による大量虐殺。それにより、社会が激変。人は、結界の中でしか暮らせず、「呪力」と呼ばれる超能力を持つのが普通となり、力が発現したら一ヶ所に集められ、訓練を受ける。が、力が発現しない者・力が弱い者は処分される。
呪力を一旦封印して新たに授けるというのは暗示でしょうね。虐殺など行わないように。マインドコントロール等管理された世界。
神道っぽい雰囲気ですが、SFではありふれたネタですね。話の骨格は「地球へ…」と同じではないでしょうか。 とは言え、ネコダマシ等謎が散りばめられ、ちょっと気になります。
ネックは絵柄とオカルトっぽい雰囲気ですかねー。好みが分かれるかと。私自身、あのキャラデザはちょっとツラいので(^_^;) もう少し視聴してみようとは思います。
きちんとわかりやすく説明されないから分からない!と怒る前に考えてくださいね。よーく見れば、実は単純な構造の話だとわかります。
このところ立て続けに貴志さんの作品を読んでいます。「青い炎」→
「クリムゾンの迷宮」→「天使の囀り」。貴志さんのことを
詳しく論じられるほどの知識はないのですが、ストーリーのバック
グラウンドに厚みが感じられ、細部まで手抜きをしていない感が
あります。
「クリムゾンの迷宮」を読んだ後にこの本を読んだせいかも
しれませんが、類似したテーマが出てきます。パイソンをはじめとする
蛇や、殺害ビデオ、アボリジニ等々。勝手に「天使の囀り」は
「クリムゾンの迷宮」の発想の基になったのかしら?と思ったり。
お話は期待通り、とてもおもしろかったです。
まるで手が届くかのように感じられる表現。 そこに、有るかのような恐怖。 読み進めるほどに、引き付けられる展開。 お勧めなので、よく人に貸したのですが 評判がなかなか良かったです。 映画は見ていませんが、どうやら小説の方が、断然勝っているようです。 映画を見て小説を読んでいらっしゃらない方は是非! 最後はジェットコースターのように読み進めてドキドキします。 これを読んで、1,2週間は余韻が残って、少々脅えてました。 私にとって、5本の指に入る最高のホラーエンタテインメントです。
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