「自分もいつか成功したい」と考えている者にとって、
「先達たちが自分と同じ年の頃にはどうしていたのか」を知る機会は、
かなり貴重ではないだろうか。
また10ページというボリュームを持って、これだけの有名人が揃った
インタビュー集は、あまりないのではないかとも思う。
もちろん質問や編集に、「リクルート的」、「R25的」な、
世代を鼓舞するようなの意図はふんだんに含まれている気はする。
しかしそれでも、実体験を元に繰り出されるエールは胸に響くし、
迷っている気持ちを励ましてくれる。
『R25』は徹底して、25〜34歳の男子をターゲットとしているようだけれど、
もちろん女子にもお勧め!
今の時代、「社会人としての思春期」を迎えるのは男子だけではないのだ!
太陽にほえろ!、西部警察などは、CDが手に入りやすいので余り貴重さは感じませんでした。曲は当然素晴らしいんですが・・・ そんなこのCDで特筆するべきはCD化されていなかった番組の曲が収録されている事になると思います。「大空港のテーマ」、「君は人のために死ねるか / 杉良太郎」、「ワンダフル・モーメント 」は貴重です。 次回作にはぜひこれらの番組のBGMや『白い牙』『私鉄沿線97分署』等もいれて欲しいですね。
まず、前置きしておくと私は中村雅俊がヒットを連発していた70年代末期ー80年代初期の世代では無い。そういう訳でおそらく私の感じ方は多分他の人とは違うのかもしれない。聞いて特に思う事が、根拠の無い望郷感、ノスタルジーを激しく感じる事だ。まだ考える事さえ定まっていてない時期だったにも関わらず、この時代の中村雅俊の曲を聴くと、幼児時代に過ごした町並み風景が蘇ってくるのだ。根拠は何も無いところがまた不思議だ。 リアルタイムのファンからすれば間違った考えなのかもしれないが、中村雅俊といえば長髪、下駄、ジーパンというイメージがやたら強い。既に時は70年代末期だったとは言え、70年代哀愁フォーク路線を見事に体現していた。 このCDでも一応初期のベストと銘打っているが、実際前半部分と後半部分とでも大きく曲調が異なる事に気づいた。しかも両方とも異なる長所を持っているのが素晴らしい。前半はフォークギター等をメインとした哀愁フォーク路線で後半はデジタル楽器を多用した少し大人な路線とでも言うべきか?特に前半部分は「ふれあい」「俺達の旅」を筆頭に大半の曲が記憶にあった。まだ幼稚園にもなっていない年頃なのに、なんと言うインパクトか。個人的には心の色が一番お気に入りだ。 後半は前述した通り、クリアーなデジタル楽器が冴える大人な雰囲気の曲調で素晴らしい。しかも、大半が私好みのマイナー調楽曲と来れば言う事無しだ。やはり、私が好むする林哲司、鈴木キサブロー等の実力作曲家による所も大きいか?また桑田圭祐提供「恋人も濡れる街角」最初は、ノーマークの曲だったが、聴けば聴くほど味のある曲に思えてきた。正に大人な哀愁ポップスだ。雨の都会が浮かんでくるようで、流石桑田だなと思った。 関連キーワード:稲垣潤一 佐藤隆 堀内孝雄(アダルト哀愁シンガー) 渡辺徹(俳優シンガー)、 小椋圭 桑田圭祐(作曲)
当時に戻りたい懐かしい曲ばかり、当時子供に手をかけていた時代。 いつになったら楽になるかと考えていたのに時は早く忘れかけていた曲が沢山入っている。 カセットで聞いていたようなする。 今CDに変り、80年代、90年代と懐かしい曲が出てる。この頃の曲は 今の若い子が聞いても好むと思います。
南一誠さんは、真摯な歌い方をする本格派です。カップリングの『瓢湖』は覚えやすい、いい歌です。夜食に酒とともに鍋でもつついて生物多様性の恩恵に思いを馳せ、飲みながら喰いながら聴くと雰囲気が出ます。カラオケのレパートワーに追加するといいですよ。
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